*実際はこんなロボット掃除機はありません。
大人げない?いや、大人だからこそ、
十二分に楽しめるのですな?
Gakkenの人気ムックシリーズ
『大人の科学マガジン』のVol.33は
『卓上ロボット掃除機』なんですぞ。
そう、あのiRobot社の『Roomba(ルンバ)』の
子供、いや、お孫さん的なガジェットなんですな。
で、早速、購入、作ってみましたぞ!!!
(この点、いつまでたっても子供、いや、
童心を忘れない“メタボな霜降り中年”なんですな)
このムック本。他のシリーズ同様、
おまけと本誌が一体になっておりますが、
これは、スパパ〜ン!と分離するのですな。
ガジェットは作ってしまえば、この箱は空っぽになりますし、
本を読むときには邪魔なので、お好みで、切り離せるという
ンもう!心憎い配慮なんですな。
これがロボットの部品全部。
まずは、ブラモデル同様、ちゃんと部品が全部
揃っているか?事前にチェックですぞ。
この作業手順は、ン十年前、プラモデルを作り始めた事から、
変わりませんな。ワクワクのスタートですぞ。
組み立て手順は、つまり取説は、本に掲載されて
おりますが、これまたプラモデル同様、まずは、
一通り、その組み立て手順全体を把握する事が
肝心なんですな。その後のステップを知っておくと、
その前の組み立ての段階で事前に準備が出来るのですぞ。
つまり、「おっと、この後、そう来たか!」という
作業になってから初めて慌てるよりも、
「この後はあんな作業が控えているので、
今、ここの作業は、こうしておこう」・・とかですな。
取説には、こういった細かいニュアンスまでは
記載されておりませんから、事前に把握しておくことが、
作業の効率化、ひいては組み立てエラーを避ける意味でも
重要なんですな。
自分の鼻もほじれないとか、余程の“超不器用”でない限り、
また、途中で、悪ガキの襲撃や、ワル嫁の性悪な妨害が無い限り、
作業は意外に簡単で、結構、順調に進みますぞ。
(取説には組み立て所要時間約60分と記載されてましたな)
途中、どうもモーターの“押さえ”が弱い気がしたので、
薄めのパッドをモーターに貼って、しっかりと押さえましたぞ。
こんな“ちょっとした”工夫も、また楽しいのですなああ。
だいぶ出来ましたな。私は煙草を吸いませんが、
愛煙家なら、ここで、満足げに作業状況を眺めながら
「ブッハ〜ぁ!」と一服するところでしょうな。
私は恐妻家・・いや、愛飲家なので、ここでは、
ビールを「グビグビッ」とやりたいのですが、酔っちゃって
折角のロボットくんの組み立てを“しくじって”はいけないので、
ここはググっと我慢して、完成の祝杯までお預けですぞ。
で、パンパカパ〜ン!完成ですぞ。
なかなか“イイ感じ”ですな。たった一個のモーターで、
1)前に走る。2)障害物や段差に反応して旋回する。3)掃除する。
・・の三つの動力系をすべて動かすメカに脱毛・・いや、脱帽。
今やなんでも電子回路とソフトウェアでやってしまう時代に
“メカだけ”で「いい仕事してますねぇ〜!」なんですぞ。
このロボット掃除機には2つのモードがあり、
吸引しながら自走するロボットモード以外に、
吸引のみの自走しないモードもあるので、
簡単な卓上クリーナーとしても使えるのですな。
肝心の清掃能力も、“まあまあ”ですぞ。
吸い取ったゴミは、お腹のダストボックスにたまるのですな。
ちょっと音がやかましいですが、
ワル嫁の小言に比べたら可愛いもんですぞ。
今回は、ほぼ取説どおりに組み立てましたが、
オリジナリティを大切にする方は、塗装したり、
ステッカー貼ったり、世界に一つだけの
“マイ卓上ロボット掃除機”を作ってもいいですな。
本誌の方でも、カスタマイズ例がいくつか載っているので、
それを参考に、ミニ四駆の強力なモーターにした性能向上型や、
新たな機能を追加したりしても面白いかもしれませんぞ。
我が家のロボット軍団『ルンバ』の『きいれ』(息子命名)と、
『AIBO』の『ゴンタ』(やはり息子命名)との記念ショットですぞ。
この卓上ロボット掃除機君は、早速、
『きいれジュニア』と命名されました(“まんま”ですな)
以上、今や、すっかり“家事ロボット”と化した私の
『卓上ロボット掃除機』レポートでしたぞ。
アナタも、是非、この次の週末に創作されては如何ですかな?