先日、自身のtwitterを見ていたところ
タイムランに「とても気になるツイート」が流れてきた。
そのツイートというがこちら
つぶやいた主はフォロワーである(@_ARUMISI)さん。
わたくしも(@_ARUMISIN)さんと同じく、
『急激なお猪口不足』などという言葉は生まれてこの方耳にしたことがない。
聞けばこの貼り紙があるお店は、京都・木屋町にある「居酒屋」だという。
「急激なお猪口不足」=「お猪口を爆買いされた」と思ったが
「居酒屋」なのでそれはなさそうだ。
他に考えられることといえば・・・
・お猪口が大量に割れた
・お猪口が大量に盗まれた
・お猪口が何らかの理由で大量に必要になった…など
あくまでも想像の範疇であり「答え」にはたどり着かない。
難解なひとり禅問答を繰り返すより実際に答えを聞いてみたほうが早い!
電話で直接「聞いてみた!」
「貼り紙を見て気になったので…」と、電話したところ丁寧にご説明くださいました。
「お猪口作りは、社員研修の一環」で行ったことだそうで、
同店では年に数回こういった形の社員研修を行うらしい。
研修のテーマは「スタッフ自身が作った温かみあるものをお客様に提供する」といったところにあり、半年前は「スタッフ一同で釣りに行き、釣った魚を提供した」そうだ。
答えは「おもてなしのための休業」であり「急激なお猪口不足」ではなかったのだ。
ちなみに「お猪口作り」を今回の研修目的にした理由は
『日本酒を飲まれる方も多くなってきているので、需要に合わせて』とのことであった。
一見するとなんだかよく分からない、気になる貼り紙であるが、
そこには「おもてなしの心」が隠されていた。
京都へ訪れた際には、ぜひとも立ち寄りたいお店である。