映画界賞レースのオオトリがアカデミー賞と言える。アカデミー賞を発表するときプレゼンターの言う”The Oscar goes to….”が、発表の度に発せられるが、一体オスカーって何？と思った人も多いだろう。アカデミー賞という冠だからアカデミー賞と言えばよいものを、なぜにオスカーとは？
諸々の説がある。アカデミー賞関係者が「このトロフィーの人、オスカーおじさんに似ている」と自分のおじさん名を言ったことが始まりや、受賞女優が「オスカー！」と夫の名前を呼んだこととか、はたまたジャーナリストが考えたとか、今になってしまえば何が真実かつきとめるのが難しい。
今でこそ絢爛豪華に行われるこのイベントもさかのぼること８０有余年、１９２９年５月２９日ハリウッドのルーズベルトホテル開催され、２７０人が出席しバンケット形式でのチケット代金は一人５ドルだったと言う。
例年ハリウッドのコダックシアターで行われるこの祭典は、ロスアンゼルスの地の利を得て半裸にちかいドレスをまとおうと、２月でも太陽さんさんなので問題がないのである。アメリカは本当に広くて２月のニューヨークは気温が冷え込み氷点下続きが多いのだが、この時期にロスアンゼルスに行き、４日程滞在して、気温のあまりの変化に体調を崩したことがあった。
もしも、ニューヨークでアカデミー賞受賞式があるとしたら、レッドカーペットは雪で埋まるだろうし、また女優たちは厚手のコートを着なくてはいけないから、まったくもって話にならないお笑い草になってしまう。
ところでオスカー像の詳細がアカデミー賞のホームページに紹介されている。
正式名称:
Academy Award® of Merit高さ:
13½ inches（３４㎝）重量:
8½ pounds（３.８６㌔）
今までに渡された総数:
2,947最初の受賞者:
１９２９年にEmil Jannings（俳優）が受賞
アメリカの映画の祭典最高峰のアカデミー賞、さて”The Oscar goes to…..” 誰がオスカーを手にすることやら？
画像: from flickr YAHOO!
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