お金はないけど留学したい!
でも留学のためにバイトするのはなんだか嫌だ!
そういう人は奨学金をとって留学する道を考えてみよう。
実は給付型奨学金というものは、財団や自治体が出している他に政府によるものもある。
筆者も給付型奨学金を受けて留学している。
「お金はない、でも長期留学はしたい」「どうせなら非英語圏に行ってみたい」そんな夢を叶える奨学金を見つけよう。
◆奨学金の種類
奨学金は給付型と貸与型の2種類に分かれる。
ざっくりと言ってしまえば、
給付型→お金がもらえる
貸与型→お金を借りられる
ということになる。
お金はないけど、借金はしたくない!これが人情と言うもの。
今回は給付型奨学金を見てみよう。
◆情報収集
とりあえず日本学生支援機構(JASSO)HP内の「海外留学のための奨学金」のページを見てみよう。
情報収集の方法から、かなり詳しく書かれている。
また、大学生は大学が出している留学情報を見るのも一つの手だ。
学務や留学関連の支援センターを訪れてみてもよいだろう。
ただ、いずれにしても気をつけなければならないのは、「早めに行動すること」である。
給付型奨学金は留学開始の半年〜1年前に選考が行われるのは普通のこと。
迷う前に留学情報を確認し、応募などのスケジュールを見て、留学が決まった場合の人生設計をしておこう。
◆給付型奨学金にも2種類
給付型奨学金にも主に2種類の形態がある。
外国政府が出している奨学金(=留学先の国がpayする)と、JASSOなど支援団体や自治体が出している奨学金(=日本の団体がpayする)ものである。
☆外国政府による奨学金
JASSOのHP内にある「外国政府等奨学金留学生」のページに詳しい。
ざっと見てみたところ、大学院の修士課程で学位を取得する奨学金が多いようだ。
学部生向けの奨学金としては、アイスランド政府奨学金、オーストリア政府奨学金、クウェート政府奨学金、イタリア政府奨学金、インド政府奨学金、インドネシア政府奨学金など。応募条件や募集開始時期などそれぞれ違うので、気になる奨学金については目を通すことをおすすめする。
また、オマーン政府奨学金は語学準備コース1年+学士課程4年の計5年のプログラムで学士が取得できる。
☆JASSOなど支援団体や自治体が出している奨学金
海外奨学金パンフレットや大学が出している海外留学情報に目を通そう。
またJASSOによる海外留学支援制度(短期派遣)奨学金もあるようだ。
こちらは「短期」と書かれているが1年以内のプログラムに適用されるので、10ヶ月程度の留学なら十分活用が視野に入ってくるだろう。
他に有名なものとしてはトビタテ!留学JAPANなどがある。
◆短期でもいいやという人は……
交流事業や海外インターンシップも視野に入れてみよう。
日露青年交流センターによる日露青年派遣・招聘事業は毎年行われているようだ。
ベトナム・ホーチミンでインターンシップを行うGLIPはかなりの人気。
ただ、こういった事業やインターンは選抜の際かなり倍率が高くなる可能性も。
◆結論
お金がなくても留学はできる!
ある程度の妥協と打算は必要かもしれないが、「お金がないから」と長期留学を諦める前に、方法を探してみよう。