「全録王への道」・・・全録レコーダー『Panasonic DIGA DMR-BTX970』で時間の概念を超越したいっ! ーレビュー編(46)

前回までのあらすじ

今まで使っていたブルーレイプレーヤーが逝ってしまったFURU。早速、新しいブルーレイプレーヤーを探す事にしました。

色々検討の結果、決めた機種とは…夢の超全録マシン『Panasonic DIGA DMR-BTX970』。

紆余曲折はありましたが、注文の翌日には商品が到着。

最近の機種は、付属品とか説明書とかが簡素化されてますねー。以前の機種は、もっと色々早見表とか、説明書の類がいっぱい付いて来ていた様な気がします。

今の機種は進化しているので、説明書いらずになってきているんでしょうねえ。

初期設定自体は、画面の指示に従って進めばOKです。特に説明書を読み直す様な事もありませんでした。

「良い時代になりましたねー。」

…ちなみに、8月19日の読売新聞に、ちょうど全録レコーダーの特集記事が出ていました。タイムリーですね。

奥さん「またこんな高いもの買って!新聞にも高い値段が書いてあるじゃない!」

まあ、毎度の事です。いててて…

早速使ってみる事にしました

DMR-BTX970は、いわゆる全録に割り当てられるチャンネル数は、最大で10チャンネルになります。

ちなみに、ワタクシの住んでいる場所は隣の県の局の電波も入るので、電波をスキャンするとなんと12チャンネル分全部埋まってしまいます。

10チャンネルの割り当てとしては、今回隣の県のNHKの2チャンネル分は外す事にしました。(自県はNHK2チャンネル+民放3チャンネル、隣県民放5チャンネル=全録10チャンネル)

地デジ視聴環境については、はっきり言って昔関東に住んでいた時より恵まれていたりします。

ただし、放送の遅れとか曜日の変更とかはありますね。また、何故か西日本に居るのに『アド街ック天国』を見る事が出来たりします。そこまで出かけられないのになんで放送してるんだろう…。

「・・・別にいいんじゃない?」

確かに。

それはさておき、通常本体ハードディスクのみでの設定では、10チャンネルを最長21日間全録する事が出来ますが、どうも21日という数字が中途半端に見えて仕方ない。

キリのいい「1ケ月」程度は録画のデータが残っていて欲しかったので、外付けのハードディスクを購入する事にしました。

BUFFALO USB3.0 外付けハードディスク PC/家電対応 3TB HD-LBV3.0TU3/N

amazonで、約12000円でした。

このハードディスクを取り付けて、一部チャンネルを外付けハードディスクに逃がしてやり、全チャンネルを11倍速に設定すると、ちょうど34日前後くらいの設定にする事が出来ました。

 「なんか拡張しまくってますねー。」

…なんたってスペック厨ですので。

使用してみて実感した事

…実際本機を使用してみて実感した事としては「番組検索の音声認識の精度が凄い。シーンの検索までちゃんと認識して検索してくれる。使い勝手がこなれている。」という事です。

調べてみると、所謂一つの、クラウドの仕組みを利用しているとか。

ミモーラ
https://me-mora.jp/

という番組内容検索サイト(「シーン検索」のメタデータはミモーラ側のサイトで、人力で作成しているそうです)に音声認識のデータを投げて解析して、その検索結果を本機が回収しているとか。勿論、上記サイトからブラウザ上で検索した結果を本機に反映させる事も出来ます。

今までの「検索が出来る」という触れ込みのレコーダーは、検索処理を全てレコーダー内で完結して処理していたので、正直検索能力はイマイチ感があったのですが、本機は本当の意味でネットワーク及びクラウドに対応した事により、飛躍的に操作性や機能が充実したと言えそうです。

全録というビッグデータに対しては、検索能力こそがその命となります。今回その検索能力に非常な将来性を感じました

※この優れた検索機能を使うには、勿論、インターネットへの接続(有線もしくは無線LAN)とサービスの加入が必須となります。ご注意下さい。

唯一残念な点

 スマートフォン対応としては、録画設定ソフトや検索ソフトについて、iPhone・android両方共有るので問題ないのですが、唯一残念な点として、外出先から録画番組をリモート視聴出来る『Panasonic Media Access』というソフトが、まだiPhone/ipad版しか出ていない事です。

http://panasonic.jp/viera/mediaaccess/

早くandroid版出して下さ~い!

…これから毎日、テレビを見るのが楽しみになりそうです。

…続く。

※DMR-BTX970 の記事の執筆に当たっては、商品は自腹で購入後、パナソニック株式会社様に執筆の承諾を頂いております。

FURU

デジタル系ガジェットに散財する、サラリーマン兼漫画描き兼ライター。電脳ネタがテーマの漫画を得意とする→http://www.furuyan.com

ウェブサイト: https://www.furuyan.com/