キャロット・ケーキと聞くの人参を使ったお菓子のケーキだと思い浮かべる人がいるだろう。ここでのキャロット・ケーキとはシンガポール料理の代表的な1品であり、ビール好きの人にとってはおつまみにおすすめでもある卵料理である。
なんで人参でないのにキャロットが付くのか?
「キャロット」とは広東語で「大根」のこと。
つまり、この料理は大根餅をキューブ状に切って、にんにく、卵と調味料で炒めたシンプルな料理である。
ところで、キャロット・ケーキには「白」と「黒」の2種類があることはご存知だろうか?
濃口醤油(ダークソース)をきかせたブラックバージョンと、チリをきかせたホワイトバージョンが存在する。もちろん、チリ無しで注文することは可能である。
(チリもしくはスパイシーとか聞かれる場合はお好みで注文をしてほしい。聞かれない場合はちゃんと指定してあげてください)
今回の訪れたホーランド・ヴィレッジは、オシャレなエリアと紹介されているだけでなく、多くの駐在員が暮らす高級住宅街ともなっている。ハイセンスなレストランやカフェやベーカリーなどがあることで注目されているため、ガイドブックなどで紹介されることが多いだろう。
もちろん、このホーランド・ヴィレッジにあるホーランド・ヴィレッジ・マーケット&フードセンターはリーズナブルかつ、地元の人々の生活には欠かせない場所である。そして、食の穴場でもあるだろう。
そのホーランド・ヴィレッジ・マーケット&フードセンターにある気になる店を紹介したい。どうやら、いくつかのインターネットのサイトで、キャロット・ケーキが意外と評判になっている店があるということだ。記者(私)が気が付いたのはあとからだが、たまたまこのキャロット・ケーキが良かったので調べたらおすすめしている人がいた。
このお店(ストール)は『Char Kway Teow.Fried Oysters.Fried Carrot Cake(炒粿條・蚝煎・菜头粿)』としか書かれていない。しかもリーズナブルであるが、キャロット・ケーキが白と黒の選択が可能である。サイズは小が$3.0、中が$4.0、大が$5.0である。記者(私)は小をオーダーした。
大根餠のもちっとした食感が特徴になる。塩味だけだとくどくなり飽きるが、チリのスパイシーが卵の風味と適度に混じり合ってアクセントになっているので寝ぼけてない。メリハリがあっておいしいのである。
オシャレなこの街を訪れたら、ぜひこの店(ストール)でキャロット・ケーキを注文して食べてみることをおすすめする。もちろん、持ち帰りも可能なので、ホテルなどでビールとともに食べてみるのもいいだろう。
『Char Kway Teow.Fried Oysters.Fried Carrot Cake(炒粿條・蚝煎・菜头粿)』
住所:Holland Village Market & Food Centre, 1 Lorong Mambong, #01-27 singapore 277700 (Holland)
Original from “Know tip!?”
【シンガポール】B級グルメでシンガポールを堪能!? キャロット・ケーキ(Fried Carrot Cake/菜头粿)をビールのお供におすすめである!!