ゆるすぎるキャラ『てる政宗』被災地復興への思いとは

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近頃、ゆるキャラ界でじわじわと人気上昇中のキャラがいる。その名も『宮城の復興応援キャラクター てる政宗』だ。

仙台藩を築き上げた武将・伊達政宗公とてるてる坊主をミックスさせたような風貌。顔中に汗をかき、焦っているようなビミョーな表情をしている。かわいらしいゆるキャラたちの中でもひときわ目を引く異色のルックスである。

伊達政宗の生まれ変わり?!

プロフィールによると、てる政宗は400年ぶりによみがえった政宗公の生まれ変わりなんだそうだ。被災地を太陽の光で明るく照らすべく、あえててるてる坊主の姿でこの世に降臨したとのこと。

それにしても、この着ぐるみのクオリティー…なかなかの破壊力である。そして政宗公の生まれ変わりというとんでもない設定。なんともシュールなキャラである。

被災地の復興を応援!

突っ込みどころ満載のてる政宗だが、その活動は以外にも真面目である。地元・宮城の復興を応援するため、さまざまな活動をしているらしい。

“食べて応援” と称して被災地の名産品を紹介したり、実際に被災地を訪れ、復興に向けてがんばる人たちを励ましたりしている。

そんなてる政宗の地道な活動に賛同し、被災地産の食材を買ったり、てる政宗の活動を支援したりする人が、ゆるキャラファンの中にも増えているそうだ。

てる政宗、復興への思い

毎年3月11日になると、震災関連のニュースが大々的に取り上げられる。しかし、普段はほとんど話題に上がることがなくなってしまった被災地の現状。

「どうか被災地のことを忘れないで…」てる政宗の汗まみれの表情が、そう語っているかのように見えた。

シュールな顔で被災地を応援する宮城のご当地キャラ・てる政宗。今後の動向に注目だ。

(てる政宗 公式ウェブサイト:http://terumasamune.com/)

被災地の復興を応援しています。