自分に合った色を選び イメージアップの秘策が その人に彩りを添える

  by あおぞら  Tags :  

 人気芸能人がテレビ出演の際、スタイリストがいて、それぞれに合った洋服を用意してもらえる。デザインも大事だが個々に合う色は更に重要である。アメリカでベストセラーになった本で『Color Me Beautiful』というのがある。副題は『見た目も気分も最高になる色を通して、あなたの自然な美しさを発見しましょう』の補足がある。

 この本では、春夏秋冬の4つに色別し、春の色、夏の色、秋の色、冬の色と色見本がずら~っと並べなれている。アンミカの言う「白は200色ある」まではいかなくても、例えば青ひとつにとっても春夏秋冬に分けられた青はそれぞれに違う。

 知人のアメリカ人経営者はこの本を参考に、自分の合う色を割り出し色見本を作り、洋服を買う時には持参していたと言う。知人曰く「人は自分の好きな色を着たがるが、自分に合う色を着て、自分の印象をアップすることが重要」と言う。確かにその通りである。

 商談で会う相手の初対面は大切で、心理学者のアルバート・メラビアンは 第一印象は、出会ってから3~5秒で決まる と言い、それが「メラビアンの法則」と呼ばれる。スーツや特にネクタイの色や総合的な組み合わせの印象は、それこそ「メラビアンの法則」で、ビジネスがこじれることもあり、それほど色は大切なものである。

 前明石市長で、現在は文化人としてホリプロに所属し活躍する泉房穂さんは、好んでピンクを着られる。このピンクは大正解で毒舌の泉氏が、柔和な印象に変る。それに『タフな男』にピンクは意外に合い、アメリカ人のビジネスマンもタフな人がピンク系のネクタイを締めると印象が変わる。ただ、誰でもピンクが似合うわけではないので、そこの見極めが大事で似合わない色を身に着けると逆効果になる。

 アメリカでベストセラーになった本で『Color Me Beautiful』は初版が1987年と相当古い。しかし、そこにある色見本は褪せることはない。アマゾンの書評が分かりやすいので以下引用させていただく。

この本を初めて買ったのは何年も前で、この本には「なぜその服は私には似合わないのだろう!」という理由がいくつか説明されていました。読んで学び、覚え、友人や家族にもシェアしました。この本を読めば、自分に似合わない色の服を省くことができるので、買い物にかかる時間が短縮されます。着るものがあなたの肌色を引き立てるので、着替えの時間も短縮されます。(お店の照明によっては、色の濃淡がわかりにくいことがあります。例えば、真っ赤や青みがかった赤は似合うけれど、オレンジやトマトレッドは似合わない、など。)家族が覚えていてくれたら、プレゼントも喜んでもらえますし、お店に返品する服も少なくなります。

 
 以下に↓『Color Me Beautiful』に似た色分け見本がある。ご覧の通り色が微妙に春夏秋冬ごとに違っている。実に実に微妙である。この微妙な色だが、印象は大きく違ってくるのである。

 自分に合った色、『パーソナルカラー』を知ることは大きな強みである。

パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った身体の色と雰囲気が調和した色のことであり、人それぞれ個性が違うように似合う色もそれぞれ違うとする視覚心理学的理論に基づく審美感のことである。

 グーグル検索で『パーソナルカラー診断』とググれば、いくつもサイトに出会う。是非、個々に合った色を自分で見つけ出して、印象度を更にアップして、人生に彩りを添えて欲しいと願う。

※ 色見本は資生堂の美容情報メディア(https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008871/)を引用させて頂きました

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