高校生考案のハイチュウで夏休みの家族旅行で食育や家族の絆を強める!

  by 古川 智規  Tags :  

夏休みやお盆シーズンで家族旅行する機会が多いだろう。子供同伴だと交通機関の選定から予約までなかなか大変だ。車があり、目的地が合うのであればカーフェリーは1回の予約で車の航送から家族全員分の乗船券までがそろうので便利だ。長い船旅で家族で、特に暇を持て余す子供のおやつにみんな大好きハイチュウの乳製品消費拡大についてのプロジェクト商品「牛さんのイチオシハイチュウアソート」を持っていくのはいかがだろうか。

牛は毎日お乳を搾らないと病気になってしまうので、搾る量を増減することができない。生乳の供給量が需要を上回るときは、メーカーはバターやチーズなど比較的賞味期間の長い商品を製造する事でコントロールするが、メーカーの受け入れ可能量を上回ってしまうと、生乳が廃棄される恐れがある。そのため、酪農・乳業関係者のみならず、様々な企業・団体・自治体など官民から幅広い参加者を募り、牛乳乳製品の消費拡大に取り組む「牛乳でスマイルプロジェクト」が立ち上がった。
森永製菓では、生乳消費拡大につながる原料を使用した「牛さんのイチオシハイチュウアソート」を7月16日より発売している。同社では「牛乳でスマイルプロジェクト」に参加して、本品を含む4商品で使用する生乳由来の原料は、生乳換算で100t以上相当の見込みだ。このような話を子供にしてあげることでも食育の一環になるとともに、長い船旅での親子の絆を深める契機にもなるかもしれない。

牛乳・乳製品の消費拡大に向けた産学連携の合同取り組みとして、酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校で「牛乳・乳製品の消費拡大に結び付くお菓子の開発」をテーマに、2023年10月から12月にかけて森永製菓・森永乳業の社員による授業を実施した。ターゲットは「いつのまにか牛乳を飲まなくなったファミリー層」で、授業を重ねて完成したコンセプトについて、12月15日に生徒らから当社へプレゼンテーションが実施され、そのコンセプトから誕生したのが「牛さんのイチオシハイチュウアソート」だ。
北海道の酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校の生徒が考案したハイチュウには、北海道産の牛乳を使用し個包装のクイズや牛を前面に押し出したデザインで、牛や酪農についての興味を喚起する工夫を施している。フレーバーは牛乳の風味とおいしさを感じられるヨーグルト味・コーヒー牛乳味・苺ミルク味の3種で、クイズを楽しみながら飽きがこない美味しい3種類のハイチュウが楽しめる。
クイズは大人ならすぐにわかるものや、首をひねっても知らなかったものまで多様であり、親子で楽しめる内容になっている。

航空機でも鉄道でも同様に楽しめるが、多少騒いでも走り回っても迷惑にならない船室であれば、気兼ねなく親子の会話で食育を楽しむことができるだろう。たいていのフェリーではお酒やジュースの他に牛乳も販売されているので、これを機に船内で家族全員が牛乳を飲むのも楽しい。

※写真はすべて記者撮影

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