IT化といえば新興勢力が伝統を叩きのめす! という流れでした。『iTunes music store』が『タワーレコード』のアメリカのリアル店舗を一掃する、『Amazon』が伝統的な書店に対抗するなどです。
『東京大学』(東大)はベンチャー企業の『コーセラ』と共同でこれから講義を配信していくと発表しました。 どちらかというと東大は伝統的であり今回の発表は意外です。
試験運用として2つの講義がリリース
試験運用としてコーセラ上に二つの講義が公開予定されています。
・「戦争と平和の条件(Conditions of War and Peace)」
・「ビッグバンからダークエネルギーまで(From the Big Bang to Dark Energy)」
これらを英語であるが、コーセラにログインすることで誰でも講義を受けることができます。
試験運用が成功すればより多くの講義がアップロードされると考えられます。
将来的には受験がなくなるかも
個人的な見解ですが、オンラインで誰でも講義を受けられるということはサーバの強化だけで人数を増やすことができます。 リアル大学と違って無制限に生徒を受け入れることができるので受験というシステムがなくなりそうです。
コーセラって何?
コーセラ(Coursera)はアメリカのベンチャー企業で、大学の講義をオンライン配信しています。配信元も『ハーバード大学』や『スタンフォード大学』などの有名大学が多いです。講義は全て英語ですが、無料で配信されているのでネット環境があれば誰でも受講可能です。
難しい内容をさらに英語で受講する必要がありますが、無料で高度な講義を受けられることはおいしいと思います。
いろいろな大学の講義が選べるので、一貫性は無い。自分で方針を決めて選択する必要があります。
コーセラの東大ページ
https://www.coursera.org/todai
東大のプレスリリース
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_250222_j.html
写真は全てwww.coursera.orgからです。