二日酔いにならない方法！

今月は花見シーズンと言う事もあり、つい飲み過ぎてしまう方も少なくないはずです。
二日酔いが原因で花粉症が悪化される方も多いので、春の二日酔いには十分に気を付けましょう。

今回は、私、サプリメントアドバイザーの観点から、二日酔いの原因と、二日酔い防止の栄養素をピックアップしますので、是非、チェックして頂けば幸いです。

飲み過ぎてアルコールが分解しきれず、翌日まで気持ち悪い状態が続いてしまう二日酔い。
これは、アルコールを分解する過程でつくられる、（アセドアルデヒド）という物質が原因です。

大抵は、飲み過ぎによって肝臓内での解毒作用が間に合わない事が原因で、有害物質であります、アセドアルデヒドの血中濃度が上がるほど、頭痛、吐き気、だるさが抜けない症状が長引きます。

つい、その状態に陥る事を知りながら飲み続けてしまう事がアルコールの怖さなのです。

アルコールは、肝臓をフル活動させることで、肝臓の解毒作用が低下してしまいます。

アルコールを飲む前には、肝臓になるべく負担をかけない、肝臓に栄養補給する事が大切です。更に、アルコールを飲む際には肝臓に良いおつまみをチョイスされる事もオススメです。

肝機能を改善させる代表的な栄養素を4つに絞ってみました。

１．タウリン
有名な食材としては、サザエ、カキ、イカ、ホタテが挙げられます。タウリンは体内の各部の臓器の機能を高める働きをする事で知られていまして、生活習慣病対策には欠かせない栄養素の一つ。

肝機能改善の他にも、体内の抵抗力アップ、動脈硬化、コレストロール低下、血圧低下、など肝機能改善以外にも有効な栄養素です。特にアルコールを分解する際に発生する有毒物質「アセドアルデヒド」の分解を促進することで肝臓にも負担がかかりにくい。

タウリンを積極的に摂取することで解毒作用もスムーズに行われます。

2．アラニン
アラニンは体内で合成される非必須アミノ酸の一つでもあります。代表的な食材と言えば、カキ、ホタテ、しじみなどの貝類、魚介類に豊富に含まれています。更に、脂肪の少ない牛、豚、レバーにも豊富に含まれています。

アラニンもタウリン同様にアルコールの有害物質でありますアセドアルデヒドの分解を促進してくれます。

飲み過ぎると分かっている飲み会、二日酔い防止の為にも事前にアラニン配合の飲み物やサプリメントを摂取しておく事も肝臓に負担をかけなくて済みますのでオススメです。

3．グルタミン
グルタミンもアラニン同様に非必須アミノ酸の一つでもあります。グルタミンと言えば、筋肉を維持する為に欠かせない栄養素の一つであり、入院など寝たきりなどになると筋肉が衰えてしまう。

その衰え防止としても点滴にグルタミンを配合されるなど無くてはならないアミノ酸です。グルタミンもアラニン同様にアルコールの有害物質であります「アセドアルデヒド」を分解促進する働きがございます。

グルタミンを豊富に含む食材と言えば、小麦粉、海藻、大豆、サトウキビなどに豊富に含まれています。

４、良質なタンパク質
良質のタンパクと言えば、卵、牛乳、大豆、脂肪分の少ない肉や魚に豊富に含まれています。良質なタンパク質の働きは、臓器の細胞を修復させる。特に肝機能が低下している方は肝臓の細胞が弱っている為、肝臓の細胞修復にも有効です。

更に、肝臓自体は他の臓器に比べ、再生能力が高いといわれていますが、肝機能が低下していたら再生能力は低下してしまいます。再生能力向上の為にも良質なタンパク質摂取は欠かせません。

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