太いロープ状のストラップと保険付きのガラスコーティング剤でスマホを楽に便利に安心に使おう!

  by 古川 智規  Tags :  

スマホ画面のコーティングや収納の必要がないストラップを取り上げる。
画面のキズや割れ、指紋付着は厄介な問題だ。もちろんフィルムを張り付ける手軽な方法もあるが、空気がほこりが入り込んだり、ズレたりと失敗も多い。しかし最低限のことはしておかないと万が一落とした場合に確実に割れてしまうのはわかっている。
そこで、まずは地面に落とさないストラップを紹介しよう。

スマホDEリング・ストラップ

iPhone用のケースは多くの製品が販売されているが、Androidは機種により千差万別なのですべてのスマホについてケースを製品化することが困難だ。しかしメーカー純正の樹脂カバーや、汎用品のカバーを付けることは可能だ。そこでケースと保体の間に樹脂シートを挟み、充電ポートの穴から接続金具を出すことでどんなストラップでも装着可能なリングの登場だ。
スマホアクセサリーを企画販売するTMFWのスマホDEリングは汎用のストラップ金具で、これに合わせたストラップも各色そろっている。

カラビナは丸形で抜けにくく、他と接触してもリング状なのでキズが付きにくい。そしてストラップは長さ調節可能なかなり太いロープを採用しており、見た目は太くて煩わしいがこれが重要な役割を果たす。というのは、首からかける場合はそれなりの重量がかかる。これを首から肩にきちんと分散しないと首を痛めてしまう。太いロープを採用したこのストラップは柔らかくしなやかで、かつ太いので重量を分散してくれて首に負担がかからない。

さらにストラップが長いので、たすき掛けにすることもできる。これは片手がふさがっているときに便利で必要な時に持ち上げて使用が終わればそのままぶら下げて、ポシェットの感覚でスマホを使用可能だ。
このリングとストラップは別売もされているが、セット販売もあるので機種を問わず好みの色柄を選ぶことができる。

NANO PROTECT鎧Premium

NANO PROTECT鎧Premium/NANO PROTECT鎧は、TMFWが販売する液体ガラスコーティング剤だ。プレミアムとそうでないものとの違いは、ざっくりいうと保険付きかどうかだ。具体的には、落として割っても自分が指定したスマホ1台限定で最大15,000円の修理代保証が付くのがプレミアムだ。
本品はスマホだけではなくガラス製品であれば時計や眼鏡にも使用可能とのことだ。そして液体ガラスでコーティングするので、フィルムとは違い空気が入り込むという厄介なことはない。

また、抗菌仕様なので指で触ったスマホ画面をきれいに保つことができる。写真は施工前で、メーカー純正のフィルムが最初から張られている状態だ。本来はガラス面に直接塗布するのが最も効果的なのだが、一応このままでも施工可能とのことで進める。フィルムは樹脂製のため細かい傷はすでに多くついている。きれいにふき取ってから施工するが、傷はどうしようもない。

画面に本品を数滴落として、付属のクロスで伸ばしながらすりこんでいく。小さな傷に液体ガラスが入り込み埋めて硬化する仕組みだ。目に見えるキズは1回程度の施工では埋まらないので、数回同じ工程を繰り返すか定期的にコーティングすることにより埋まっていくだろう。

硬化中は画面全体がくすんでいるので、さほど鏡面にはならない。反射はするが写り込みは少ない。この状態でしばらく待つ。施工後24時間は防水性能のあるスマホでも湿度の高い場所に置くことは避けよう。

硬化が完了すると付属のもう一つのクロスできれいにふき取る。すると写真ではわかりにくいが、きれいなガラス光沢が復活し、画面は一目でわかるくらい透明度と鮮やかさが増していた。いかに記者のスマホのフィルムが汚れや傷で深刻だったのかがわかる。
ちなみに眼鏡にも施工してみたが同様の透明感が戻った。見た目にはわかりにくいが、指先で画面を触るとわかりやすい。目に見えないキズでも、触れば段差やすべりでわかるが、施工後には指が滑るような感覚で使用することができた。
ボトルには多くの液体ガラス剤が入っているので、ガラス等の鏡面仕上げが施されているスマホであれば裏面もカメラのレンズ部や、複数台のスマホ・タブレットにも使用可能だ。これで硬度10H以上の効果が得られるので、決して割れないわけではないが、そこは保険が付いているので安心はできる。また前述のストラップと併用すれば、誤って手から滑り落ちても地面に落下させることはないので、便利さともに物理的な保険にもなり得るのがうれしいところだ。

※写真はすべて記者撮影評価

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