マウントを 取りたがる 愚か者 たちよ!

  by あおぞら  Tags :  

 十人十色と言って、まぁ、世の中にはいろいろな人がいるわけなんですね。職場にも、勿論いろいろな人がいるわけですよ。パナソニックの創業者、松下幸之助さんは『企業は人なり』の名言を残されましたが、もし、良い職場に恵まれているとしたら、そこで働いている人たちの人間性がいいと思われますが、職場が辛い!と思う人は、仕事云々より、その職場にいるヤな人に悩まされているのではないでしょうか。

 人には優しくありたいもの。特に職場に於いてはそうです。これから新年度で多くの新卒が社会に旅立ちます。今まで勉学に励み、漸く社会人となり巣立つのです。不安と期待で社会人生活をスタートしますが、入社してすぐに辞めていく人も多いようですが、中には新入社員が甘すぎるや、社会の厳しさをわかっていない…等の、手厳しいご意見もあるでしょうが、実際のところ、研修で教えていくのに、下手な指導者がいるケースも多いと思います。

 一番困るのは職場でマウントを取る人たちです。入社してきたピカピカの一年生は社会のことは何もわからないし、業務のこともイチから学ばなければいけませんが、研修する立場の先輩社員の教え方が下手なのに、先輩社員は新入社員に「教えているが理解力が乏しい!」なんて、上司に報告されたらたまったもんじゃありません。

 マウントを取りたがる人たちは未熟ですから、研修しているのに成果を出さない新入社員にこういうことを言います。

「コレ、教えたよね」
「わからない?」
「ここは学校じゃないからね」

 コレ、人前で言われると堪えます。真面目な人ほど言われると拷問に近い感情を覚えます。企業にとり熟考を重ね採用された優秀な新入社員たちが、マウントを取りたがるアホな先輩社員により新入社員のひな鳥たちは、職場で『顔で笑って、心で泣いて』で耐えて研修を続けます。

 しかし、精神的ダメージを受けると、もう研修が研修じゃなくなり、そのマウントを取る先輩社員のことを体が拒否し始め、真面目新入社員は自分の辛さを露呈することなく、大人しく辞めている図式と踏んでいるのですが、いかかでしょうか?

 また、職場で部下の方が上司にキツク当たる人もいます。上司のケアレスミスを大きな声で言ってみたり、上司にあえてぞんざいな態度をとる人もいます。これも職場には悪影響ですね。

 彼等、マウントを取りたがる人たちは、自分達がそうすることで自ら評価を落としていることに気づいていないのではないでしょうか?

 情けは人の為ならずで、人に優しくしていると、いずれ自分にも返ってくるヨ!という良きことわざもあるように、どうして人に親切にできないのかな?と思います。

 マウントを取りたがる愚か者たちよ、特に職場で新入社員を迎える時に気をつけたまえ!

ニューヨークから発信しています