子供の頃から好きだったお菓子は、大人になっても好きなままで、よ~く買っていたのが明治のカール。ちなみにワクタシ、ニューヨーク在住ですが、日系スーパーで買っていたんです。
値段にして日本の2倍近くで、たまにワゴンセールがある時は、『ラッキー!』と必ずにポン!と買い物かごに入れておりましたが、2017年に東日本で明治のスナック菓子「カール」が販売を終える頃から、ニューヨークの日系スーパーの陳列棚から消えてゆきました、残念!
アメリに来てこのカールはアメリカのお菓子を真似たものというのがわかりました。ペプシコの子会社であるフリトレーが製造するスナックのチートスはまさにカールの原型です。創設者であるチャールズ・エルマードゥーリンが1948年にチートスを発明し、アメリカで全国流通を開始したそうですから、1968年に日本で誕生したカールは後発も後発です。
チートスも好きですが、カールのきめ細やかさ、またアメリカでは出せないうまみ風味が広がるうすあじなんざ、日本の匠の技術といえます。なんせ『風味豊かな和風だし』ですよ。 ああ、カールを買っていた頃は、本当にしあわせだったなぁ~と思える程に素敵な日本のスナック菓子でした。
日本では完全に販売を終えたのではなく、地域限定で販売されていることはカールファンとしてアメリカでも知っておりましたが、その愛すべきカールの記事を以下見つけてしまいました~! 2月3日付、『まいどなニュース』より、一部抜粋転記を以下ご参照。(https://news.yahoo.co.jp/articles/86772b6628ea816853dfcf9a4003f6371e7aeb78)
カールは1968年に発売され、全国で親しまれてきた。しかし福井、岐阜、三重各県以東での販売が終了したことで国内では滋賀県などがカールを買える東端になった。
箱売りが広がったのは、約4年前の名神高速道路草津パーキングエリア(PA)上り売店が発端だ。商品入りの箱を置いていると、そのまま箱をレジに持ち込む客が現れるようになったため、持ち運び用のひもを箱に付けるようになった。
箱売りは近隣の休憩施設に拡大。このうち、草津PA下り売店では2020年12月~21年11月末の1年間で約4万袋を売り上げており、明治関西支社の社員は「(一店舗で)こんなに売れるのは珍しい。草津は箱売りの代表例になっている」と舌を巻く。
名神高速道路草津パーキングエリアは滋賀県大津市にあります。私の中で滋賀の印象爆上がりです! 滋賀県には洋菓子・和菓子と共に名品揃いのたねやがあります。たねやは箱すらも美しい! ダイアンも野生爆弾も共に滋賀出身、笑いもいいぞ!
今度帰国した際には、機会あれば名神高速道路草津パーキングエリアに出かけてみたいと思いきや、今や時代はアマゾンで滋賀に行かなくても買えることを思い出す! アメリカにいる限りカールを日系のスーパーで買えなくなっても、日本から送ってもらうという手もある!
しかし、コストがかかり過ぎるのでカールの写真をみて、アイドルのグラビアみたいに💗ハート気分で楽しみましょう!