招き猫 など 運を招く 縁起物 を大切にしよう!

  by あおぞら  Tags :  

 『大吉』と書かれた招き猫の器で、2022年度、初めていただく食事はお雑煮。里芋、人参、大根、椎茸、蒟蒻入りのすまし汁で、青菜はクレソン。これ、ニューヨークで食べるお雑煮なら十分立派なお雑煮でした。因みにお餅は餅粉で丸餅を作り、片栗粉をまぶして、それをオーブントースターで焼けば仕上がります。

 外国生活のお雑煮は工夫が必要なのです。里芋や大根はチャイナタウンに買い出しに出かけました。人参や椎茸は常備、そして蒟蒻は日系スーパーで買えます。

 日本人にとりお正月は特別です。年の初めに祈りを込めて新年を祝います。これって、世界中に住んでいる日本人も同じような心境だと思いますよ。

 ツキを大切にしたいので意識して招き猫の器を選びました。それでふと思ったのは、私の住むニューヨークで意外によく目にするのが招き猫なのです。実際、招き猫の置物を今まで2回ほど買ったことがあり、それらはチャイナタウンで調達できました。

 招き猫は中国由来のものでもないのですが、チャイニーズレストランの入り口に飾ってある招き猫をいくつも見ました。しかも、片腕が電動で ”おいで!おいで!” しているものです。中国四千年の歴史を有する国が、日本国の招き猫を取り入れてくれるのは嬉しいじゃありませんか!

 では、その人気者の招き猫の成り立ちを調べてみると、諸説あるのですが『世界大百科事典 第2版「招き猫」の解説』によると…

片前足をあげて座っている姿態の猫の像で,縁起物の一種。そのかっこうが人を招く姿に似ており,また芸者の異名をネコと呼ぶのにちなんで,花街や飲食店などで愛用され,正月に買い求めて店の入口に置く風がある。また猫は人だけでなく福をもたらす霊力をもっていると信じられた。東京都世田谷区の豪徳寺は,彦根藩主井伊直孝が猫に招かれて入った寺だといわれ,そのため井伊家代々の菩提寺となって繁盛し,その故事にもとづいて招き猫を描いたお札が出され,境内にも猫塚がまつられた。

 
 …とあり、ウィキペディアにもいくつかの由来が紹介されている中に、世田谷区の豪徳寺説も記載されています。

 招き猫のあげている手により意味が違い、右手をあげているものは金運を招き、左手は人を招くと言われています。レストランに置かれている招き猫は、どちらの手があがっていても商売繁盛で幸運を招きますね。それに勝負師は特にこの縁起物を大切にする方が多いようです。縁起物を大切にする風習は美しいですね。

 縁起物とは良いことがあるようにと祝い祈るための品物 とされています。神社やお寺に参拝に行かれた時に、境内で買うお守りやお札などがそうですね、おみくじや絵馬もそうですね。破魔矢・破魔弓などは威力を発揮しそうな名前の縁起物です。
 
 年初に自分の縁起物を決めて、今年一年大切にしてみるのも良い行いだと思います。自分を省みる時、我が縁起物と対話してみるのです。縁起物には正直な自分を晒してみるのです。それだけでも悪い気を流して、良い循環に変わるような気がします。

 なぜって? それが縁起物だからです。

 我が家には招き猫の置物があります。懺悔するとほこりをかぶってくすぶっています。これじゃ、運気は良くならなかった昨年、今、理由が判明しました!

 さぁ、磨くぞ!招き猫😸 愛情💗注入で、2022年の運気をあげるぞ!

ニューヨークから発信しています