くすぶっている人たち に 勇気をくれた 錦鯉 の M-1グランプリ優勝 👑

  by あおぞら  Tags :  

 M-1グランプリで錦鯉が優勝しましたね。昨年度のM-1グランプリに続き2回目の決勝進出で、遂にグランプリ獲得とはなんたる快挙❣

 ボケ担当のスキンヘッドの長谷川雅紀さんは50歳、ツッコミ担当の渡辺隆さんは見た目よりも若く43歳。しかし、M-1グランプリの出場者としては、相当年齢は高いです。

 この年齢にして決勝進出も凄いですが、ただ結果だけを見て『決勝進出2回にして2回目で優勝!』だと、まるで彗星の如く表れた新星のように思えますが、本当のおじさん達ですよね。そこが凄いのです。

 人は諦めること、手放すことを潔いと賞賛することもありますが、愚直なまでに夢を追いかけると不可能を可能に変える奇跡に出会えることがあります。錦鯉のM-1グランプリ優勝はまさにソレだったと思います。

 優勝が決定した時、ご両人の涙は審査員まで涙を誘い、サンドイッチマンの富澤さん、ナイツの塙さんの涙も感動的でした。それだけ錦鯉の紆余曲折、ご苦労が同じ芸人として分かり合えたのでしょう。

 人は結構、冷たいんですよ。錦鯉の漫才を初めて見た昨年の大会では、私自身、この二人を実力不足と思っていましたし、見た目で見る気も失せていました。そういう視聴者も結構多かったのではないかと思いましたが、今年は違いましたね。

 人気が出るというのは、醸し出す雰囲気を変えるもので、漫才云々の前に『これだけ苦労されて来たのだから是非優勝して欲しい❣』と応援する側に回っていました。人間の好き嫌いって一気に変わるものなのだと自分自身で気づきました。

 例えば、拮抗する戦いで走る、泳ぐ、飛ぶ…のような目で見える競技の場合は、勝敗に感情の余地はありません、結果がすべてです。しかし、フィギュアスケートのような審査員が点数をつけて勝敗を決めるものには、勝敗は審査員の手に委ねられます。

 M-1グランプリの決勝で、錦鯉の勝利は圧勝でしたが、審査員の方々は漫才のネタと、それプラス錦鯉の苦労を加点したいと言う気持ちが働いたと推察します。決勝の3組が拮抗していればしていた程、決め手は審査員の感情に左右されたのではないでしょうか。

 6017組がエントリーした今大会で、トップに立てるのはどれだけの偉業か? 錦鯉が漫才を諦めていたら優勝なんてできなかったですし、吉本興業所属の粋のいい若手がグランプリをかっさらっていたかもしれません。

 今回の錦鯉の優勝は大きな意味があったと思うし、下積みや報われない苦労もキチンと日の目を見ることを証明してくれ、特に中年の世代には大きな勇気を与えたことでしょう。

 世界の偉人たちの言葉も参考に、諦めない気持ちを是非大切にして欲しいと願います。

夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべて一匹のねずみから始まったということを。(ウォルト・ディズニー)

人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。(リチャード・ニクソン・米国の第37代大統領 )

人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ。(岡本太郎)

 人間って踏ん張りどころが大事で、一生懸命頑張っている人には勝利の女神も微笑むものなのでしょう。錦鯉が6017組の頂点に立てた今回のM-1グランプリは、社会に希望を与えてくれた気がしました。

ニューヨークから発信しています