コロナ下の影響も大いにありだが、今年のクリスマスも人々が店舗に出向いてクリスマスプレゼントを買うことは減少傾向にあるようだ。
チョット前の10月22日付のウォール・ストリート・ジャーナルの記事見出しは…..
Santa Claus Is Coming—But He’ll Skip Some Stores
Americans have big shopping lists but face emptier shelves and less help this shopping season amid supply-chain and hiring woesサンタクロースはやってきますよ、しかし、いくつかの店舗は外しますよ
アメリカ人はいくつもの買い物リストを用意していますが、店舗に於いては空の棚に直面しており、サプライチェーンと雇用の問題の中でこの繁忙期の買い物シーズンの手助けにはなりません
….とある。要するに店舗の人員不足もあるし、店自体の商品も手薄だと言うのだ。こうなると、更なるアマゾンの一人勝ちになりそうだ。
すべてが値上がりし、ギフト用の箱や紙袋も値上がりしているので、堅実な消費者は華美な包装にお金をかけずに、クリスマスプレゼントとして、デジタルゲームや、ギフトカード、サブスクリプションの仮想的なギフトにシフトしていると言う。
しかし、なんだか味気ない。ひと昔のように、人ごみの中、デパートやいろんな店舗を巡って、プレゼントを探し出し包装してもらったり、或いは自分で包装してリボンをかけたりと、心を込めて選ぶのが本来のクリスマスプレゼントだった筈だが、店舗の商品は品薄、人員も確保できないとなると、客足は更に遠のく。
確かにアマゾンのようなオンラインでの購入は楽だし、今の時代、包装も何も無しでアマゾンの箱を送られても、クリスマス仕様のテープが貼られているから、それでいいのだろうか? それにしても無味乾燥な印象はぬぐえない。
ただ、イラナイものを贈られても正直困ることがある。贈ってくれた相手には申し訳ないが、暫く手元に置いて、欲しい人にあげるか、もしくは誰も欲しがらないと寄付を受け付ける団体にお渡しすることになる。住まいの面積も限られているので、不要なものをずっと保持するほど、都会生活者は悠長に生活していられないのも事実。
そう考えると、確かにギフトカードは魅力的❣ 10代であればデジタルゲームは嬉しいだろうし、サブスクリプションもなかなか嬉しいギフトではある。考えてみればそっちの方が合理的かもしれない。
サンタクロースも今の時代はあまり活躍できないかもしれない。サンタクロースの仕事もアマゾンが代用するかもしれないので、サンタあがったり❣で死活問題になるかもしれない、ちょっと心配になる今年の🎅サンタクロースでもある。