こんにちは、genkiです。
今日は我が家の子どもたちのお小遣い制度と使用したツールについてご紹介したいと思います。
働かざるもの食うべからず!お小遣い制度
褒め方やお願いが下手だったからなのか、まったくお手伝いをしてくれない長女と長男に頭を抱えていました。
あるとき、ちょっとしたことを頼んだときにお礼として小銭をあげたら、嬉々として喜び、率先して手伝うようになったんですよ。
そんな経験から、賛否両論あるかとは思いますが、我が家のお小遣いは”お給料制”みたいな感じでやってます。
年齢ごとに出来そうなお手伝いを事前に本人と決め、難易度と年齢に応じた単価を設定、それを何回やったかでお小遣いが毎月変わる・・・そんな感じ。
今日ご紹介する「お小遣い帳」は、それを管理するためのものです。
最初は手書きのサインでやっていたんですが、可愛くなくてやる気がでない・・・とクレームが入ったのでスタンプも買ってきて運用しています。
お小遣い帳のベース
100円ショップで売っていた簡易的なスケジュール帳をベースにしています。
これを選んだ理由は、安いことと最低限のスケジュール機能しかないという点。
要は、日付とサイン(スタンプ)が書けるスペースがあればいいので、月間スケジュールだけの簡易的なスケジュール帳のほうが使いやすかったんです。
巻末に自由スペースがあるので、そこにはお手伝いの項目を書いたり、注意点を書いたりすることで、作業内容を忘れても読み直すことで合格ラインまで出来るようにしてあります。
スタンプが良かった
これも100円ショップで買ってきましたが、もっとも効果的だったのは子どもたちが自分で選んだスタンプ。
やっぱり自分で選んだキャラクターのスタンプが押されていくのは嬉しいですもんね。
しかも月間スケジュールにハンコが溜まっていくことで、簡単にその月のお小遣いが何円なのかわかるので、やる気が出る・・・単純なことですが子どもたちからは好評でした。
たかがスタンプ、されどスタンプってことです。
お小遣い帳の運用
始めた当初はお手伝いの内容ごとに幾つもスタンプを押したりしてたんですが、数えるのが面倒だったり、押したか押してないかがわからなくなったりしたので、今は1日にハンコは1つだけ、というシンプルなカタチでやっています。
当然お姉ちゃんのスタンプ1個の単価は高く、末っ子の単価は低いなどありますが、その額に応じてお手伝いの内容を決めました。
あまり負担にならないけど15分くらいで終わるようなものを2個から3個くらい、これを全部やった日はスタンプを押してあげます。
アニメを見たりしてお手伝いを忘れているとき、疲れて寝ちゃったときなんかは抜けますが、自発的にやるようになったのは大きな成果でした。
お小遣い制のコツ
これを始めてかれこれ1年ちょっとが経ちましたが、幾つかわかったことがあるので共有しておきます。
- 大変過ぎると諦めちゃう
- 単価が低すぎるとやる気がしない=その結果まとめることにしました
- スタンプは多く押すような仕組みだと、お小遣い帳も汚れてモチベーションダウンに繋がる
- 総額は予定額の1.5倍位に設定、頑張れば頑張っただけ多くもらえるのが大事
結局、最初の設定が非常に重要で、且つ、子供もすぐに忘れてしまうので、多少の声掛けは必要です。
飲食店さんなんかのスタンプカードと一緒で、貯めるのが大変なポイントカードって使われないじゃないですか。
貯めても大したメリットがないカードも同様ですよね。
子供たちにとってもそれは同じなので、手の届きそうな、頑張ったらキチンとご褒美が貰える仕組みを作ってあげるのがコツですよ。
デメリットもある
良くないな、コレ・・・と思ったことが1つだけあります。
何かイレギュラーなお願い事に対しても、何かしらの対価を求めるようになったということです。
常に目の前に人参をぶら下げたことが原因なのは明らかで、これが今後の我が家の課題だったりします。
そういう意味では中学生くらいからは別のお小遣い制に切り替えたほうがいいのかもしれません。
そのあたり、良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら是非おしえてくださいませ。
※記事内の写真はすべて著者撮影による