巣ごもり食生活を少しでも健康的で豊かに!トクホの『ごま油』と一味変わる『カトラリー』を記者が勝手にコラボ

  by 古川 智規  Tags :  

かどや製油は、ごまに含まれる天然成分セサミン・セサモリンを関与成分としたごま油業界初の特定保健用食品「健やかごま油」を2月15日より全国で発売している。
食品では多く見ることができるトクホであるが、ごま油では初とのこと。これらをどう摂取していくのか、美味しい方法を検証してみた。また巣ごもり生活で外食がしにくい状況の中で、お家で食べる食事を少しでも豊かにするためのカトラリー(スプーン、ナイフ、フォーク等の総称)を記者が勝手にコラボさせてみたので同時に紹介したい。

「健やかごま油」は、ごまの特徴的な成分リグナン類のセサミン・セサモリンの働きにより、毎日大さじ1杯(14g)を摂取する習慣を通じて「血清 LDL コレステロールを減らすのを助ける」もの。ごまに含まれる天然成分が関与成分となるごま油100%の特定保健用食品である。
記者は実際に飲んでみたが、サラダオイルのようなベトベト感はなくごまの香ばしさと独特の風味が心地よい。とはいえ、ごま油をそのまま飲むのはどうも気が引けるので、普段から料理をする方はサラダ油の代わりに本品を使用すると良いだろう。
料理をせず外食が中心の方には、テイクアウトでの料理に「ひとふり」をお勧めしたい。

写真の特徴的なスプーンは、プロから乳幼児までのあらゆる層に適合するキッチン用品等を販売する「ののじ」製のもので、数多くあるラインナップの中から右利き用のフチ付きのものを選んで使ってみた。持ちやすいハンドルでフチの部分がきれいに米粒をすくってくれる優れものである。使用されいているのはクロム18%、ニッケル8%を含有するオーステナイト系ステンレス鋼(18Cr-8Ni・JIS規格SUS304)である。塩酸以外であれば強アルカリや酢酸、硫酸からの腐食に耐えることができ、口に入れるものとしては安定した安全なステンレス鋼である。

知り合いの都内高級ホテルの中華料理人にごま油に合う料理を聞いてみたところ、休日に自分が食べるために作った「まかない」を提供してくれた。調理器具も材料も家庭用のもので、腕だけがプロという麻婆豆腐から。すでに一晩経った余り物とのことだったが、味がなじんでとてもスーパーで売っている食材と家庭用調理器具で作ったとは思えない。

これに本品をひとふりしてみた。ごま油特有の香ばしさと、油っぽくないサラッとした風味だけが麻婆豆腐に広がり、これで健康を維持する助けになるのであれば万々歳である。

そして「ののじ」のスプーンは、右利き用で浅いものになているので、少しずつアツアツの麻婆豆腐をフチが付いていることによりこぼすことなくちょうどよい量で食べ続けることができる。

続いて提供してくれたのは、香港の料理人直伝と教えてくれた「しょうがチャーハン」である。普通のチャーハンに少量のしょうがを加えた日本ではあまり見ないタイプのチャーハンである。しょうがの味はほとんどしないが、口に入れるとほのかに広がるしょうがの風味だけが鼻に抜け、さわやかで元気の出そうなチャーハンだった。本品をひとふりすることにより、チャーハンの香ばしさが一層強調され、いくらでも食べ続けることができそうな勢いだった。

どうせ中華料理にはごま油を使うのだから、調理段階で使えばいいとも考えられるが、メーカーによるとあまり加熱すると成分が低下する可能性があるので、揚げ油に使ったり、長時間加熱する調理には向かないとのことだった。よって最も効果的な摂取の仕方はそのまま料理に振りかけるか飲むことということになるだろうか。

チャーハンで使用したスプーンはランチスプーンである。こちらは左右の区別はなく、少し大きめのカップにフチの付いたもの。レンゲの代わりに使うには最適な大きさである。
これらのフチ付きスプーンの最大の特徴は、口に入れた時の舌触りである。これだけは実際に使ってもらうしかないのだが、スプーンを口に入れた時の違和感や金属感が不思議なことにほとんど消えてしまう。テイクアウト料理には樹脂製のスプーンが付いてることが多いが、ぜひこのスプーンで食べてみてほしい。味わいが変わるはずである。

巣ごもり生活の中で、食生活を気にする方が多くなっているという。外に出ることなく、普段からしない適度な運動もいよいよしなくなり、仕事に出かけなくてはならない方も帰宅が20時を過ぎて夕食難民なんていう言葉も生まれたくらいで、仕方がなくお弁当やテイクアウト料理でお家夕食という方も多いだろう。
本品ですべてが解決するわけではないが、少しでも健康維持の手助けになるのであれば美味しいので活用していただきたい。そして、仕方がない状況とはいえ、無機質な割りばしや樹脂製のスプーンを使うところを、便利で機能的かつスタイリッシュなカトラリーに代えてみるのも食生活を豊かにする原動力になるのかもしれない。

※写真はすべて記者撮影

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