新型コロナウイルス感染症は世の中を大きく変えてしまいました。戦争を知らない私たちですが、まるでコロナと戦っているかのような現状です。
飲食業界、エンタメ業界、サービス業等など、大打撃を受けています。誰の責任でもないので、人は責められません。また、コロナ禍でも、打撃を受けない業種もあるでしょうし、公務員の方々は安泰でしょうが、それでも不便な生活を送っていることでしょう。
こういう時には言葉を学んで、辛さを乗り越えるしかないのではないでしょうか。
ここ数年、将棋の世界が注目されています。藤井聡太棋士の出現で将棋が注目を浴びています。将棋は頭を使います。棋士の方々は皆、知的に見えます。人間的にも優れているように思われます。藤井聡太棋士はまだ高校生でありながら、難しい言葉をよく知っていらっしゃいます。
偉大なる15世名人の昭和の棋士、大山康晴氏の言葉は心に刺さります。10代の藤井聡太棋士もきっと大山康晴氏の言葉を学んでいることでしょう。
助からないと思っても助かっている
不運が続くと思ったら、虚心になって変化を目指せ
不運を幸運に変える要諦は、これしかない
勝っても喜ばず、負けても悔しがらず
人間は、暇でぶらぶらしているようではだめだ
常に自分で次にやるべきことを考えて、それを実行すべきだ
一流であるためには、人には真似されない芸が必要だ
勝負において、奇をてらうような手にいい手はない
いい手というのは本当は地味な手である
功名心をしりぞけて、平常心、不動心を持ち続けよ
人生には耐えなければいけない時期があると思いますが、それがコロナ禍で世界中一斉に忍耐力を強いられます。そこからは逃げられません。
人生の先輩方の言葉を学んで、心落ち着けて、苦しい状態から何かをつかみ成長に繋げるのが人間の使命に思っております。
今こそ精神面を鍛える格好のチャンスです。