そこだけ異空間の異彩を放つテューダー・シティは、数多くの映画撮影がされた映画人の愛するロケ地

  by あおぞら  Tags :  

アルパチーノ、デ・二―ロ、クルーニーなどが主演した映画のロケ地に選ばれているのがテューダー・シティ。マンハッタンの東側、国連近くに位置し1986年にNational Register of Historic Places と言うアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録され、1988年には Historic District 歴史地区に指定されました。

この地区は世界で最初の高層集合住宅地として開発され、1927年から1930年にかけて10数棟のビルが建てられ、今も手直しがされていない古い建物のため、映画撮影にはもってこいなのです。

↑写真のビルはゴッドファーザー3で、アルパチーノと娘役で当時女優だったソフィア・コッポラが、屋上でお茶をするシーンで使われました。また、スパイダーマンの適役のグリーン・ゴブリンがペントハウスに住んでいういる設定です。スクリーンにビルが大写しにされています。

↓下の写真、左側のレンガのビルで屋上にサインがあるものは、映画ではないのですが、SMAPがソフトバンクのコマーシャルを撮影したビルです。クリスマスシーズンに放送になった、ビルの屋上のソフトバンクの例のコマーシャルです。

↓下の写真、左側に写ってはいませんが国連があります。右側にテューダー・シティのビル群が見えますが、アルフレッド・ヒッチコック監督の北北東に進路を取れで主人公のケリー・グラントがこの景色におさまります。一番手前のビルはSMAPが屋上でソフトバンクの撮影をしたビルですが、この写真では見えませんがビル横に階段があります。これらのビル群は丘の上に建ち、写真では見えませんが階段を使用しテューダー・シティに行けます。国連ビル正面玄関前の横断歩道を渡ると階段があります。

この階段の一番高い位置にグウェネス・パルトロウが立、見下ろしたシーンを撮影した映画はダイヤルM。共演者はマイケル・ダグラスでした。

↓下の写真は、テューダー・シティの前方に移り、ビルとビルの間ですが、何の変哲もない風景ですが、ロバート・デ・二―ロ主演のタクシードライバーで、タクシードライバー扮するデ・二―ロがお客を乗せてこの間に乗りつけます。そして、後方のお客がこの左側の窓をデ・二―ロに示して、その窓からお客の妻の姿が見えたところで、お客の妻の不倫現場をタクシードライバーのデ・二-ロに知らせます。そのシーンで使われました。アルパチーノ主演のスカーフェイスでもこの狭い空間が、タクシードライバーのシーン同様使われました。また、ニコール・キッドマンと共演したジョージ・クルーニーはこのビルの間で撮影し、その映画はピースメーカーでした。

↓下の風景は、↑の写真から歩いて50秒程で着く距離感です、1分とかからないと思います。

こちらはモデルの撮影でよく使われますし、大沢たかおがここで写真を撮っていた雑誌のページを見たことがあります。大通り42丁目の1番街に近く、この位置からストレートに隣の州のニュージャージーが見えます。橋の上からの風景は先述のとおり、国連のある通りから、テューダー・シティに入るのは階段を上るためです。テューダー・シティは坂の上に建つ地区なのです。

National Register of Historic Places と言うアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録され、更に Historic District 歴史地区に登録されているテューダー・シティだから、これからも変わることなく”生活者のいる映画村”的に、多くの映画が撮影されて行くのでしょう。

ニューヨークから発信しています

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