縁の下の力持ち ◆ 日本の建設重機がニューヨークの工事現場で大活躍!

  by あおぞら  Tags :  

世界を見渡して日本と言う国の信頼度の高さを感じることがあります。多岐に渡り、いろんな分野で日本の企業が世界中で受け入れられていることです。

車、カメラ、家電、電子機器、食品、アパレルなど等、アメリカでは日本製品を見ない日はありません。

市バスに乗り、高い位置から車道を見下ろすと、走行している車がよく見えます。アメ車より日本車の方が圧倒的に多く、トヨタ、ホンダ、日産、スバル、そして少な目ではありますが三菱も見ます。

トラックでは大型は日野、小型ではスズキ、そして乗用車では少な目の三菱はトラックではよく見かけます。

車関連は圧倒的に日本企業がアメリカに根付いていますが、建設重機も意識して工事現場に目をやると日本企業が多いことに驚かされます。

↑写真のクレーンはスタテンアイランドのフェリー乗り場で見たコベルコのクレーンです。コベルコはクレーンに強く、他の工事現場でもクレーンのメーカーを見るとコベルコが多いです。コベルコのクローラークレーンはホームページ商品紹介の『力と技を兼ね備え、土木相番からタワーまで大活躍』とあり、確かに小さな現場から、上記↑写真の巨大な現場まで守備範囲の広さがわかります。

油圧ショベルは圧倒的にコマツが多いです。コマツの油圧ショベルも大小の重機が各建設現場で活躍しています。日立建機や三菱重工の建設重機もたまにですが目にします。ニューヨークで見かけるとなんだか嬉しくなります。

企業イメージの良い”イースター島のモアイ像修復”の為、尽力し、使用後のクレーンをそのまま寄贈したタダノ。そのタダノのクレーンを、チェルシーと言う芸術やファッション関係の人が好む地域の大通りで見て感動した記憶があります。公道を走る日本のクレーン!ちょっと異様ではありましたが、即、モアイ像修復に貢献したタダノを思い出し、その間、走り去るタダノのクレーンの雄姿を見送りました。

勤勉な国民性の日本は技術を高め、その技術がアメリカで活躍しています。日本の重機が携わるアメリカの工事現場で、日本の技術を通して、この国の建設に関わっていることは素晴らしいことだと思います。

縁の下の力持ち的な日本の建設重機の各種。これはいい加減な仕事振りでは縁の下の力持ちは務まりません。見えないところに実力を発揮する仕事が出来ることが真の実力。

建設重機と言う決して派手さのない機械が、アメリカで根付いていることは日本の信頼度の高さと受け取れます。

ニューヨークから発信しています