貰ってばかりのガメツイ人にはどう対処する?

  by あおぞら  Tags :  

世の中にはいろんな人がいます。良い人間関係を維持していくのはなかなか大変なことです。

結婚生活だけでなく”価値観の相違”で友達関係も解消してしまうケースもあります。

人間関係はバランスが大切です。例えば、人にお呼ばれをされた時、後にその方を自宅にお招きするのはマナーだと思います。上司のお宅に伺った場合は、自宅に招く必要はないですが、伺う際にはそれ相応の手土産は持参すべきです。そして、礼状はすぐに投函するのも必須。本来、そのくらいの常識は世の中に浸透していた筈なのですが、返礼をしない人が多いようで人間関係を崩すケースも見受けられます。

最近では、上沼恵美子さんと梶原雄太さんのひと悶着もありましたが、あれも元々は返礼をしなかった梶原さんの常識の無さで事がこれ程までに大げさにメディアに取り上げられました。まぁ、放送回をお蔵入りにするほど、梶原さんを罵倒した上沼さんにも問題はありますが、もし、返礼をキチンと梶原さんがしていれば、番組を降板することもなく、番組自体が消滅するようなことは避けられたことでしょう。

さて、その返礼についてですが、貰いっぱなしで一向に返礼をしない人っているんですね。お誕生日のプレゼントを贈っても、返しはなし。クリスマスギフトも然り。お土産も渡すばかりで一向にもらうことはない。

こういう人とは自然と疎遠になってしまうもので、離れた方がストレスからは解放されます。

これは何もケチだけを責めているのではなく、精神的にもケチなのです。普通、他人様から何かを頂く場合、返礼は何かしら考えるものです。人間関係はキャッチボールです。ボールを投げて返しての繰り返しだからキャッチボールは楽しいのであり、投げる側が一方的で、相手からは投げ返してもらえずに、投げる側が横にボールを山ほど置いて投げ続けているとしたら、空しさしか残らないでしょう。人間関係もそういうものだと思います。

もし、何回か贈り物をして、一度も返しがなかった場合は、もう何もしない方がいいでしょうね。それとも、贈り物をすることが大好きで、見返りなんて求めない心も懐も豊かな稀有な人はいいとして、一般的には、バランスを欠いた人間関係は続かないものです。

物の行き来のない間柄なら問題はないのですが、もし、一方的に”送る側”だけの人ならば、その善意を利用されていると思っても良いかもしれません。

疎遠になっていくのが自然の流れなのです。善意はわかってくれる人に差し上げましょう。そこに留まっていると無理があります。

美しくサヨナラをするのです、自然にさりげなく。

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ニューヨークから発信しています