詐欺師の手口! 詐欺師がターゲットを騙す9つの方法!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうも特殊犯罪アナリスト&裏社会ライターの丸野裕行です。

職業柄、詐欺師のインタビューを行うことが多いのですが、詐欺師が騙す手法というのはどのような詐欺でも共通しているようです。

※参考:ガジェット通信「詐欺」記事一覧
https://getnews.jp/tag/%e8%a9%90%e6%ac%ba

今回は、送りつけ詐欺など様々な詐欺を行っていたという元詐欺師・橋本孝雄氏(仮名/39歳)に聞きました。
巧妙かつ大胆な手口で相手から金品を奪う彼らが、カモを見つける方法や騙す手法をご覧ください。

カモを見つける、騙す9つの方法

ここでは、詐欺師がターゲットになるカモを見つけ出す方法、騙す手法を9つ解説していきます。

<※写真はすべてイメージです>

1.夢見がちな人間をカモにする

そんな値段で売っているわけがないのにテレビが安い、パソコンが安い、iPhoneが安い、そして「先払いで金を振り込む」と。当然、そのまま詐欺師はドロンします。

詐欺師は、カモの夢を見抜き、強い欲求や欲望に甘い罠を仕掛けてきます。

2.肩書きに弱い人間を狙う

大企業、医師、弁護士etc……詐欺師は身分を偽って、カモに近づき、騙します。

カモは調べもせずに詐欺師を信用して「ああ、この人が言っていることだから間違いない」と錯覚してしまうのです。詐欺師はそこを突いて、金を出させるわけです。

3.大きく稼ぐための“種まき”を怠らない

とにかく詐欺師は信頼度を引き上げるために、時間や約束などしっかりと守ります。例えば、大掛かりな投資詐欺話であれば、まずは少ない掛け金をカモに要求し、それに対する利益をキッチリと支払います。それを何度か繰り返しているうちに「もっと儲かるから、貯金を全額投資した方がいいですよ!」と持ち掛けてきます。

欲ボケしたカモは貯金を全額引き出し、詐欺師に渡します。それを渡した途端、詐欺師は姿を消すわけですが、これは古典的な先物取引投資詐欺話なんですね。

4.少額でもいいから金を出させる

詐欺師はカモから少額の金を引き出し続け、最終的に高額の金を引き出させます。それはまるで、蟻の一穴から大きなダムが決壊してしまうように、経済的に一気にぶち壊れるんですね。

詐欺師は、初めは5万~10万円程度の金を何度も要求し、金を出す習慣をカモにつけさせるわけですね。

5.新たな手口のための勉強を怠らない

詐欺の方法は日々様変わりしていきます。助成金詐欺やオレオレ詐欺、クレジットカード詐欺など新手の詐欺をはじめて編み出した詐欺師たちは、かなり荒稼ぎしたと言います。

のんべんだらりと日々生きているカモとはケタ違いなほど、常に勉強しているんですね。新たな手口を考え出して、対策が警察につくられないうちにカモを騙す。情報弱者ほど常習的に騙され続けます。

6.金を一度出させて無限ループにハメる

一度詐欺に引っかかってしまうと、その後何度も何度も騙されます。例えば、クレジットカード詐欺で騙されたカモは、騙され済みの人間として“リスト”に入ります。すると今度はそのリストをもとに別の仲間が「騙されたお金をキッチリ取り返すために、被害者団体を作っています」と電話をかけます。

その他にも、「あなたも弁護士費用の一部を支払えば、被害者団体に入ることができますよ」や「お金を取り返すために、当行政書士事務所へ依頼料を収めてください」などと電話をかけるてくるのです。

7.確認できないウソで相手をけむに巻く

投資詐欺やM資金詐欺など融資系の詐欺では実態を掴むことが難しく、カモには確認が取れません。ですから、その話を持ってきた本人を信用するしかないのです。そのため詐欺師にとって確認不能な題材の詐欺ネタは実に都合がよいんですね。

「預り金は、今〇〇国(発展途上国などが多い)で運用されています」「有名投資家の〇〇さんとは懇意にさせていただいております」など、カモはその話を信用するしかないというわけです。

8.カモは常に大切にVIP扱い!気分を良くさせる

詐欺師はカモにとって「大金持ちで一目置かれる、信用が置ける存在」でならなければいけないため、カモのことを常にVIPのように扱います。

高級料亭で食事をおごられたり、高級ホテルのスイートルームを取ってもらったり、と至れり尽くせりの待遇でカモを騙すのです。

9.追い込まれても口八丁手八丁で逮捕を回避する

詐欺師が騙すカモの中にも執念深く、詐欺の証拠を突き止めてくる者もいます。そういう場合、詐欺師は即時返金を行い、「騙すというつもりではない」と自信満々に反論してきます。

詐欺師は面倒なカモには、警察に駆け込まれないように言い訳して事態の収束をスピーディーに行います。その他のカモ全員がそんなことをできるわけではないので、プラスマイナスで言えばトータルプラスになるということですね。

まとめ

橋本氏に聞いた9つの手口ですが、本物のプロフェッショナルの詐欺師は「相手に恨まれない」といいます。

被害者が詐欺師を庇って、庇い続けてしまうそうなんですね。見事すぎる騙され方をした場合、騙されたとわかっても、「いい時間だった」「夢のような冒険を体験させてもらった」など自分の中で騙されたことに納得してしまうとのこと。

いやはや、いけないことですが詐欺師の世界は取材すれば取材するほど、奥が深いです!

(C)写真AC

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『丸野裕行の裏ネタJournal』や『初めての不動産投資マガジン』『神戸製薬株式会社present's NEOYAG』などのポータルサイト編集長、文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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