新型コロナウイルスの影響で、外出自粛を余儀なくされかなり期間が過ぎている。心身ともに疲れで出てきている今日この頃。
そんな中、SNSを中心に”おうち旅行”という言葉を目にするようになってきました。旅に出たくても、安心して出られるのはまだまだ先。自宅で旅気分を味わうという試みです。
旅に関する映画を見たり、素晴らしい風景写真を見たり、室内にテントを張ってキャンプ気分を楽しんだりとその方法はさまざまです。
今回は、”おうち旅ごはん”と題して、各地の特産品や名産品などで楽しむ旅の魅力を紹介します。
ステイホームで生まれた”おうち旅行”
外出自粛要請から気軽に出かけることが難しいくなってきています。県をまたがる旅行は御法度。こんな事態が起きるとは、お屠蘇をのんびり飲んでいたいお正月には思いもよらなかったです。
旅行やおでかけが好きな筆者は、事始めに今年行きたい旅先リストをのんきに作っていたほど。それが、「ステイホーム!」「家でジッとしていろ!」という事態に…。まさに、一寸先は闇。
「旅行行けないじゃん!おでかけもできないじゃん!」。長引く外出自粛要請で、ストレス度はもうすでにマックスです。
おうち旅行とは?
家いる時間が長くなり、スマホでSNSをボーと見ていることが多くなった筆者。そこで発見したのが、#おうち旅行というハッシュタグです。
自宅でもい旅行に行った気分になるような美しい風景やキレイな花、美味しそうな食べ物や飲み物の写真を、#おうち旅行で共有しているのです。
まるで旅の写真集と化した投稿フィールドは、束の間の旅を体験できる場となっているのです。ステイホームが、おうち旅行という新しい旅の概念を生み出したようです。
ステイホームこそ旅を楽しむ絶好のチャンス!
旅に行く前のワクワク
筆者は、常々、旅というものは出発前からが旅だと考えています。むしろ、旅行に行く前が一番楽しさを感じるのです。
旅行雑誌や旅行サイトを見てワクワク。行き先リストを作ってワクワク。どんな旅程が良いのか地図を見ながら計画を立てワクワク。どんな特産品や名産品があるのかチェックしてワクワク。ついでに、行く目的地に関する映画なんかも観てワクワク。
旅のしおりを作れば、旅への妄想が捗ってさらに高揚感が増してきます。
旅から帰ってきてからのワクワク
旅は、計画から実行まではありません。帰ってきたあともお楽しみは満載です。
旅を振り返りながらトラベルノートを作ったり、旅先で撮った写真や動画でホームムービーにしてみたり。旅の思い出をたっぷりと噛みしめるのです。
ただ、これらの作業は、結構な時間がかかります。だから、”ステイホーム”にやる作業として、非常にオススメ。
現在、筆者も溜まりにたまった思い出をせっせと整理しトラベルノートを作成中。完成し、見返すときにも旅を思い出して再びワクワクします。
トラベルノートを作ってみたいという方は、こちらを参考に!
『トラベラーズノートを作れば旅が何倍も楽しくなる☆』(https://matome.naver.jp/odai/2144705994349179601)
料理を通して旅を楽しむ
旅の醍醐味はその土地の食べ物を食すこと!
予想もしなかった出会い、知らなった文化や風習に触れることは旅の醍醐味。中でも、一番の醍醐味といえば、現地の特産や名産の食べ物たり飲んだりすることではないでしょうか。
現地の食べ物を食べ、現地の飲み物を飲むということは、筆者にとってその土地の歴史や文化、環境を知ることのできる大切な行為です。
だから、旅に行ったら食べまくって、飲みまくります。そして、お土産として特産品、名産品を購入し、さらに自宅に帰ってからも旅の余韻に浸りながら食します。
お取り寄せできる時代だから”おうち旅ごはん”
(高知で食べたカツオのたたきを思い出して調理してみたもの)
旅に行けなくても、旅行の計画、トラベルノートの作成など旅を楽しむ方法を盛りだくさん。
その中でも、簡単にできる旅の楽しみ方は、ご当地料理を作ったり特産品で料理を作ってみることです。
郷土料理を作ったり、行ったことない国や県の特産品や名産品で料理をするのは、旅に行った気分に少しだけなれます。
最近は、ネットで各地の特産品や名産品を簡単に入手できます。容易に、現地で食べてみたい味にチャレンジしたり、行って見たい土地の郷土料理を作ったりすることができます。
家でちょっとした旅体験ができるのです。これが、”おうち旅ごはん”です。
献立に迷ったときのヒントになる”おうち旅ごはん”
(岡山の『ばら寿司』をイメージして)
ステイホームで困るのは、3食の献立作りではないでしょうか。
ただでさえ、献立を考えるのは面倒臭い。なのに、外出自粛で頻繁には買い物には行けない。そのため、いつもメリハリのない変わり映えのしないメニューばかりになってしまいます。
そんなときこそオススメなのが、”おうち旅ごはん”です。行って見たい土地や思い出の土地の特産品や名産品をネットで注文して、旅の醍醐味である現地のモノを食べて飲んだりして家で旅を楽しむ食事のスタイルです。
献立作りい行き詰まったときって、マンネリ化した志向をブラッシュアップする必要があります。”おうち旅ごはん”は、そんなマンネリ化した志向から脱却するひとつの手助けとなってくれるでしょう。
テーマがあることで、献立作りのヒントとなりメニューを考えるのが楽に。さらに、作った料理を通して旅気分も味わえる。日々の食卓に特産品を加えることで、旅という非日常を少しだけ体験できるのです。
レシピコンテストに応募で一石二鳥・三鳥!?
特産品や名産品を使ってメニューを考えたら、レシピコンテストに参加してみてはいかかでしょうか。
公益財団法人東京都島しょ振興公社が、現在、オンライン形式の『おうちで島気分!東京愛らんどレシピコンテスト』を開催しています。
伊豆諸島や小笠原諸島の特産品や名産品を使ってオリジナル料理を作って応募。金賞に選ばれると、5万円の島しょ部への旅行か特産品がもらえるんです。
特産品を使ってレシピを考え、妄想旅行を楽しみ、レシピを応募。運が良ければコロナ収束の暁には、東京の離島へのリアル旅を楽しめるチャンスがある嬉しい企画なのです。
コロナが収束し、安心して旅に出られるようになるまでは、おうち時間を利用して、特産品を使ってレシピを考案しつつ、島旅のイメージ作りをするのも悪くないのでは。
☆応募期間
2020年5月12日(火)12:00~2020年12月31日(木)23:59☆参加条件
・年齢、性別、国籍不問
・レシピは日本語での応募
・東京の島の特産を料理の中で最低1品以上使用。☆応募内容
①料理のタイトル
②美味しそうな料理の写真
③名前(ニックネームでも投稿可能)
④島内在住か否か
⑤料理種別(主食、汁物、おかず、スイーツ、ドリンク)
⑥材料
⑦○人分
⑧作り方
⑨自由記述コメント
⑩電話番号
⑪メールアドレス☆応募方法
アンテナショップの『東京愛らんど』のホームページにある応募フォームから応募。
応募フォーム: https://www.tokyoislands-net.jp/recipeさらに詳しい情報は、東京愛らんどHPを確認してください。
東京愛らんどHP: https://www.tokyoislands-net.jp
応募期間内であれば料理種別に関わらず、何品でも応募可能。賞をもらえるチャンスも多いのはいいですね。
島の経済にもちょっとだけ貢献♪
特産品って、手に入れるのが難しいものもありますよね。そこで活躍するのが通信販売。
ただし、現在は、アンテナショップ『東京愛らんど』では、店舗・通信販売ともに新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い休業中。しかし、心配は無用。各島の事業者が、個別に通信販売を行っているのでそこから特産品の入手が可能です。
『おうちで島気分!東京愛らんどレシピコンテスト』のひとつの目的は、新型コロナの影響で打撃をうけた島内の生産者や事業者を支援するということ。島食材を使用しレシピを考案することで、島の経済回復に貢献できてるってわけです。
今は、島へ行くことができないけれど、島食材を使って島の経済を回してみませんか。気に入った食材をポチリと。
各島の特産品の入手先リストを確認できるサイトはこちら!
https://www.tokyoislands-net.jp/shopnews/6601
今晩は妄想旅行へ
今晩は、大島の焼酎『御神火』で乾杯。大島グルっと一周の思い出&妄想旅へと出かけます。みなさんも、各地の特産品を使った料理を作って、おうちで島めぐり、日本一周、いや世界一周の妄想旅行を楽しんでみてはいかかでしょうか。
(写真はすべて筆者撮影)