『専門家が富士山の破滅的な爆発間際の警告』をアメリカのMSNニュースの記事をみつけ眉唾物で記事に目を通すと…….
火山学者は富士山が最後に爆発した1707年のマグマの圧力よりも高くなっており、昨年の東日本大震災の大地震によりマグマの圧力を上げたのが要因で、もしも爆発すれば30万人近い死者になるだろう…
※http://now.msn.com/mount-fuji-close-to-erupting-experts-say*記事要約
とあるが、その火山学者の名前も所属先も書いていない。アメリカのMSNのホームページに現れるニュースだから、日本の扱いを見てみようと、主なるサイトを見てみても『富士山爆発間際』なんて文字は私が見た限りでは見当たらなかった。
ニュースの扱いは日米で大きく違ってくる。日本のことを知らない人がこのニュースを読んだら、富士山が爆発するかも知れないと思うだろうが、当の日本人である私は『それはないだろう….』と思える。
メディアに泳がされてはいけないと思う。これは何も日米のニュースの温度差だけでなく、情報を鵜呑みにするのでなく自分で確認するように心がけていた方が賢明だ。
ある著名な評論家は、テレビでひっきりなしに報道されているあまり必要性のないニュースがある時は、裏で世間に公表したくない大きなニュースが動いていると。
それをそのままそっくり受け入れはしないけれど、その位疑いを持ってかかっていいと思う。
東日本震災で政府や東京電力が発表した情報で、どれだけ右往左往させられたかを思い返すとよくわかる気がする。
画像: from flickr YAHOO!