東京都知事は東京のトップであると同時に、日本の首都の知事なので他の都道府県の知事より仕事量も多いでしょうし、それに伴う責任も重いと思います。ただでさえ、てんてこ舞いの職務の上、コロナウイルスによる記者会見も加わりお疲れなのもわかります。
ただ、小池都知事、重大局面の際のカタカナ発言、どうにかしてもらえません?
ロックダウンって言われても、一瞬、カタカナではわかりませんでした。もし、これが英語でLockdownと書かれていれば、すぐさま『封鎖だろう』と察しはつきますが、日本語ではLとRの発音の違いがないため、ロックと言えばすぐに内田裕也さんがよく言っていらした『ロケンロール』のRockが浮かんでしまうのですね。
要するに重大局面の際に、なぜ母国である日本語で話さないのかが苛立たしいのです!ご高齢者の方でロックダウンを理解する人なんて皆無じゃないですか?今まで聞いたことのない言葉ですし、パンデミックも然りです。
緊急事態でその状態を人々に伝える能力のない人は、人の上に立つべきではありません!…と多少言い過ぎではありますが、いずれにしても英語を使う必要などは何もないのです。陣頭指揮をとるうえでわからない言葉を使うと不安な東京都民をさらに不安に陥れます。
記者会見を見ていると、日本語の中に英語を織り交ぜて、なぜか”ルー大柴”を思い出してしまいました。まさか、こういう事態ではルー大柴でさえ日本語を使うと思いますよ。
小池都知事、記者会見でのロックダウンの引用は逆に恥ずかしいですよ。日本人は日本語を使いましょう!
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