場合によってはカンボジア国籍を取得した猫ひろしはロンドンの街をオリンピック選手として颯爽と走っていたかもしれません。カンボジアに帰化してまでオリンピックを目指したことに賛成や反対の意見もありましたが、出場決定の喜びもつかの間、結果的にオリンピックには出られませんでした。
ところで猫ひろしがカンボジアに長期滞在した場合、いや、この場合帰国とするのが正しいのかも知れませんが、兎に角カンボジアに長期で滞在したとしましょう。そして、もしカンボジアの連絡先を事務所なりが公表したとしましょう。日本から応援のファンレターを送りたくなるのも人情。カンボジアで言葉に不慣れな中で頑張る猫ひろしは日本からの手紙にきっと感動するのではないかと、仮定の話しを推測するのです、ああ、ややこしい!
なんでこんなことを書いているかというと、昨年の秋と今年1月の2回、日本からカンボジアに住む友人に手紙を送り、先月ニューヨークから友人にカードを送り、言い切れないが東南アジアは郵便事情が芳しくないので、念のためメールでカードを送っていることを連絡したら、友人はカードが届いたらメールすると返信をくれたのですが、メールは一向になし。
結局、こちらからメールで問い合わせると届いておらずで、再度メールで「日本から2回手紙を送ったけど届いた?」に「届かなかった」ってことだったんですね。
これってフィリピンでも同じようなことがあったのです。あちらはカンボジアのように全敗ではなく、数勝はあげたのですが、それにしても届かなかったんです。
逆に郵便事情が優れているのは現在オリンピックが開催されているイギリス。こちらはアメリカとイギリスが距離的にアジアより近いこともありますが、4日程で郵便が届くのです。往復書簡なんてするとペースが速いこと速いこと。
郵便事情の悪いカンボジアやフィリピンは不正が結構まかり通るらしいのですが、この郵便事情と政府機関の機能の仕方って密接な関係がありそうな匂いが…….
よって、もし猫ひろしがカンボジアに長期滞在しても、そしてその住所を知っていても普通の国際郵便なら送っても届かない確率が高いことをコソっとお知らせしておきました。
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