女性にいいことばかり! 簡単+素敵なベジご飯のレシピ。(モントリオール発)
生理のとき、太った感がありませんか?
膨張しやすいこの期間を、逆手に取ってうまく利用すれば、生理終了時に以前よりすっきりしたボディラインが手に入る「ベジご飯」の紹介。同時に心身のデトックスもでき、疲れた印象が薄くなる効果もあります。
生理が始まるなと感じたら、食事をできるだけここで紹介するベジご飯やアーユルご飯に切り替え、生理がしっかり終了するまで実行します。人にもよりますが、腰回りや内股などに効果がでやすいようです。
アーユルヴェーディック編はラストを見てね。ドーシャ別(体質別)に材料や料理方法やヒントをアドバイスしています。全部材料がそろわなくても、逃げ道がいっぱいあるので、ゆるく始めてみましょ。
◉材料 – できるだけオーガニック材料
玄米ご飯 1膳 (雑穀ご飯や白米でももちろんOK)
エリンギ 大2 (エノキ、ブナしめじ、椎茸などでもOK)
スイスチャード 大2枚 (ほうれん草や小松菜、好きな葉ものでOK)
セロリ 2 (ズッキーニ1でもOK)
紫タマネギ 大1/4 (タマネギやネギでもOK)
ニンジン 中1/2 (暖色系のパプリカでもOK)
ショウガ 1片 (重要!)
フラックスシード すったもの (すりゴマでも、なしでもOK)
◉スパイス
クミン
フェンネル
コリアンダー(実)
梅塩 ほ〜んのちょっと(ローズソルトや岩塩でもOK)
黒コショウ
◉オプション ー ボディラインすっきりより、味が欲しい方
酒 小さじ1〜2 キノコ類と一緒に入れる
しょうゆ 小さじ1〜2 火を止めて入れる
今回は、エリンギの形にあわせて、他の野菜類を縦長に切りです。大さじ2〜4杯の水をフライパンで熱したところに、刻んだショウガとスパイス類を入れ、沸騰したらニンジン、ちょっと間を空けて、タマネギの順で入れ、蒸し炒める。弱/中火に落としてふたをして蒸す。その間に、エリンギや緑の葉物を切って、フライパンに加え軽く炒めて再びふたをして中火で2、3分蒸し焼き、塩・黒コショウを加えて全体を混ぜ合わせて出来上がり。グラインドしたフラックスシードを盛りつけのときにふりかけて。*リッチ感がほしければ、盛りつけ時か火を止めた後にコールドプレス(低温圧搾)のゴマ油をちょっぴりたらします。
もっとアーユルヴェーダ的に食べる
・クミン、フェンネル、コリアンダーの組み合わせスパイスは外せません。消化を助け、いつでもどんなドーシャにでも使えるので、ミックスを作っておくと便利です。
・キノコ→根菜や新鮮な豆腐にかえる。キノコ類はエネルギーがサトヴィックではないので、特別大ファンでなければ、使わなくてもいい食材かも。
・紫タマネギ→いれない。タマネギは色の濃いもののほうが、栄養価が望めます。が、ネギ類はキノコと同様、エネルギーが澄んでいないので、必要性を感じないのなら、使わない。
・スパイスにヒンを加える
★アーユル的ヒント!
・塩分は少なければ少ないほど♥。生理時は身体に水分がたまりやすいので、塩分はできるだけ控えるのがコツ。
・生理時は、乳製品を控える。
・朝食はできるだけ軽く。理想は、多めの水分(水、お茶、コーヒーなど)で満腹に。もしくは、果物かドライフルーツ少々を多めの水分と一緒に。
・辛いスパイスや刺激物はさける。
・倒立系のヨガポーズ、ハードなスポーツも休憩。
・食事全体を消化の良いものに切り替えます。昼がメインの食事。夜は炭水化物を減らして量も少なめに。
・消化力を上げるため、食事の前/後30分は水分を摂りません。だらだら長く消化活動していることが、身体のサビにつながります。
・この時期、利尿作用のあるコーヒーやお茶1、2杯ならむしろgood!
・空腹が全開になるまで、食べ物を口にしない。
・小腹がすいたら、お茶や水分を楽しんで。
・早めの夕食を。
タイプ別アドバイス
カファタイプ:ふっくらしやすい方、水分が溜まりやすい方
-玄米をキノアにかえると、もっとすっきり。蕎麦の実でも素敵。
-葉もの野菜、ブロッコリーやキャベツなどをふんだんに使用。
-炭水化物、塩分、油分は少なめに。塩や料理酒の代わりに、味のついてない焼き海苔をきざんでふりかえても。
-七味唐辛子をほんのちょっと加えるのも◯。
-間食は、生理が始まる頃から終わるまでしばしおあずけ。
-最後にたらすオイルは1日1回まで。低温圧搾のセサミオイルごくごく少量。
ピッタタイプ:暑さや空腹にカリカリしやすい方、目標設定して突き進みがちな方
-最後にオイルをたらしたい場合は、低温圧搾のオリーブオイルかココナッツオイルをチョイス。
-あら熱がとれてから召し上がれ。
-味気がないな、と思っても余分な塩分や酢やケチャップなどは加えない。
-刺激物は厳禁。
-糖分おふくまない水分を定期的に補充。
-ハードなスポーツは控える。
-蜂蜜とシナモン、バターの組み合わせは控える。
-消化に問題なければ、玄米や雑穀、キノアがおすすめ。
ヴァータタイプ:たえずやせ形で冷え性な方、胃腸が弱めですぐに疲れる方
-玄米やキノアが消化しにくいと感じたら、白米やおかゆにかえて。
-フラックスシードやすりゴマ、最後にたらすオイルはぜひとりいれて。セサミ以外では、アボカド、アーモンドオイルなども可。必ず非加熱のものを。
-暑い日でも、飲み物は冷たくないものを。水分を多めに摂りましょう。
-生理中普段より疲れやすいと思ったら、こまめに休む。無理は厳禁。
-深い呼吸を意識。