海外で知られているクニヨシは美術館で出会えました。浮世絵の歌川国芳と洋画家の国吉康雄です。歌川国芳は江戸末期の浮世絵師で、国吉康雄は20世紀前半にアメリカで活躍し1953年にアメリカで亡くなりました。
一般的でないクニヨシ姓を最近目にしたのですが、サンパウロ在住の日系人のメリッサ・クニヨシちゃんです。
日本では子役の大ブームで芦田愛菜ちゃんや鈴木福くんは引っ張りだこですね。芦田愛菜ちゃんはCDも出してピンで頑張っていますが、芦田愛菜ちゃんファンには申し訳ないのですが、私には子供らしさを感じられずに計算しつくされたサイボーグのように思ってしまうのです。確かに天才子役ではあるのでしょうが、そこにはなにか不自然さを感じてしまうんですね…..
そこで皆さんに知っていただきたい第三のクニヨシのメリッサ・クニヨシちゃんをご紹介したいと思います。私はネットサーフィンでこの女の子を知ったのですが、今現在サンパウロに住む9歳の日系人です。日本語は話せないのですがブラジルの人気番組に出場し、その圧倒的な歌唱力で観客を魅了し、しかもそれが日本語で歌うものだったのです。
『癒し』は歌により癒される力が働くことを知りました。
抜群の歌唱力を持つ子供は大勢いますが、どうも大人の小型版のようで子供らしさがないのですね。なにごとにもこの『らしさ』と言うものは重要な要素で、子供らしさのない子供は不自然さが押し出されて、それが素晴らしい歌であったも不快に感じる時もあるのです。
もう私の説明など役に立たないことがキーボードを叩く度にわかってきています。実際メリッサ・クニヨシちゃんの歌を聞いて欲しい…….
♪ ハナミズキ
http://www.youtube.com/watch?v=QvSBnAFGV90&feature=relmfu
♪ Quando a Chuva Passar (翻訳機で訳すと”雨がとおるとき”)
ブラジルの歌姫、ポーラ・フェルナンデスの名曲
http://www.youtube.com/watch?v=Lh0KDu0RkBI
検索してみると日本語ブログで大絶賛の記事が続きます。メリッサ・クニヨシちゃんの歌唱法が演歌と書かれたものもありますが、私は演歌と言うより邦楽の歌唱法だと思います。おじいさんが三味線を弾かれるというのも合点がいきます。
『フジテレビに出たい人TV』に既に取り上げられていて、メリッサ・クニヨシちゃんはこの夏日本へ行くそうですね。この異国で暮らす日系人のメリッサちゃんの美しき日本語と歌声に注目して欲しいです。
実力派とは年齢なくしてこういう方のことを言うのではないでしょうか。
画像: from flicrk YAHOO!
http://www.flickr.com/photos/flaviocabral/5985407892/