地震の二次災害を予防するグッズというものは、地震が来なければ当然使う事がない。
しかも、家が全壊してしまった場合などは大した意味を成さないものでもある。
値段が高価な割には、無意味に終わる可能性もありがちな製品だが、昨今の日本の住宅は、地震に強いものとなっている。
大地震が来たと仮定しても、比較的新しい住宅の場合は、全壊とまではいかないことも充分考えらる。
そんな場合は、地方自治体が定める避難所に停留するのは拒否される、という可能性も出てくるだろう。
散々揺さぶられた自宅で待機することを余儀なくされるのなら、やはり二次災害は予防するに越したことはない。
今回は数ある地震対策グッズの中から、筆者が実際に用意したものを紹介しよう。
スイッチ段ボール
地震が来たらブレーカーに取り付けたボールが落下して、ブレーカーが落ちる仕組みのグッズだ。
筆者の自宅はブレーカーボックスのサイズが大きく、またカバー付きだったため説明書通りの設置は不可能だった。
仕方なくブレーカーの真下の壁に貼り付け、延長した紐を、アタッチメントを用いずに直接くくりつけた。
それでも試しにボールを落としたらブレーカーも落ちたので良しとした。
耐震マット
お馴染みのグッズだ。
最近は百円均一やPCショップでも販売しているが、やはり、値段相応のものだと、厚みが違う分、安定感がある。
投擲消火器
こちらは火災が起きてから使うグッズだ。
本体は液体の入った、プリントもないボトルだが、収納バッグに入れて置けばちゃんと用途が分かるので、人目に付く場所に置いておき、誰でも使えるようにしておくのが良いだろう。
その他にも、ガラス飛び散り防止フィルムなども気になるところだが、筆者自身が未実施なので、今回は解説を保留する。
記事最上部の画像は、あり合わせの装飾用フィルムと、S字フックで応急処置として行った食器棚対策である。