2015年書籍ベスト1位より【注目すべきは11位!】

はい、これがベスト3です。
しかし現代社会、1番必要な精神は…

【嫌われる勇気】
これではないか?
そう筆者は思うわけです。

◼︎1: 皆から好かれている人なんていない

皆から好かれようとする人は“八方美人”もしくは”人の顔色を伺う”ので、自己主張が出来ません。『協調性を大切にする優しい人』ではなく『自分の保身を優先する』自己中心な心理です。
そういう人は、まわりにこう思われています。
(1)可もなく不可もなし
(2)毒にも薬にもならない
つまり、好かれている訳ではなくて『どうでもいい人』と思われているだけです。

◼︎2: アンチがいて当たり前

万人から好かれる人なんて居ないのですから『アンチ』も居て当然です。
“好き”の反対語は“嫌い”ではなく『無関心』そう聞いたことはありませんか?
“アンチ”がいるうちは、あなたは大丈夫!

◼︎3: 友達は少なくても生きていける

SNSなどで“友達”1.000人超えている方々いますよね?それ、友達ではなく“知人”もしくは“他人”です。
友達は数人いれば充分です。

◼︎4:『分かり合えない人もいる』ことを知る

特に理由がなくても「何だかあいつ嫌い」そう思われても、和解に向けて努力する必要はありません。考えても悩んでも時間の無駄。
あなたにも居ませんか? 何故か、どうしても受け入れられない人。
そう、お互いさまです。
自分も含めてそういう人もいるという現実を受け入れ、お互いを否定せずに相手と一定の距離を保ちましょう。

◼︎5: 『環境・立場の違い』で嫌われることもある

例えば、
未婚者・既婚者・子持ち。
専業主婦・共働き夫婦。
学歴・職業・収入・役職。

なぜか人は“他者と自分を比べて優劣をつけたがる”そんな生物です。
自分にそんな気はなくても、相手に嫉妬されたり劣等感を持たれる事は、どうすることも出来ません。
お互い不快な思いをするくらいなら『嫌われる勇気』を持ち、自ら縁を断ち切る方が賢明です。
今の自分に見合う人脈を新たに作ればいいだけの事です。

◼︎6: だが、アンチの意見に耳を傾けることも必要

自分では気付かなかった欠点を学ぶ機会になります。言い返したい気持ちをグッと堪えて、自分の成長の糧にしましょう。

◼︎7: 立ち向かう勇気

自分の信念、愛する人を馬鹿にされたら『嫌われてもいい』覚悟で大切なものを守りましょう。

◼︎8: いつか分かってくれる日が必ずくる

家族、親友、可愛がっている後輩。
「自分が言わなきゃ、誰が言う⁈」
相手を心から想って言えば、いつか通じると信じて『嫌われ役』になりましょう。

さいごに

『嫌われる』→ 『嫌われている相手をスルーする』
そうではありません。
生きている以上、人との繋がりは欠かせません。嫌われている、と分かっている相手でも接触しなくてはいけない場面は多々あります。
逆も、然りです。
しかし、全てに向かい合っていたら精神的に疲れてしまいます。

アンチから学ぶ所、立ち向かう所。
スルーするべき所。
そこを見極めて、賢明に生きてこそ【大人】です。

【参照】
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