なぜドナルド・トランプが大統領になると予想するか?

  by あおぞら  Tags :  

英国のEU離脱が”トランプ大統領”誕生に神風を吹かせるのではないだろうか。 

共和党の泡沫候補とされていたドナルド・トランプはビジネス同様逆境に強く、大統領選では民主党のヒラリー・クリントンと戦うことになるだろう。エンターテイメントの世界では民主党支持者が多い。影響力のある芸能人たちはトランプが大統領になることを阻止しようと躍起になっている。

海の向こうの英国ではEU離脱が決定された。まさかまさかで実際離脱派が勝利してしまったから驚きだ。英国はEUに加盟していても通貨はポンドのままだし、陸続きのヨーロッパではなく、また過去繁栄した自信は未だに健在で『イチ抜けた!』が言いやすい条件はあったとは思うが、それにしても国民投票のマイナス部分が出てしまった。国会議員だけで審議すればきっと離脱はしなかったと思う…..

EUとアメリカの大統領選は何も関係ないじゃないか?と指摘されそうだが、実は大有りなのである。

アメリカ大統領は国民が投票するので、アメリカの民度が下がればトンデモナイ候補者に投票する人が出てくるのである。田中角栄が「東大卒も田舎のばあさんも同じ一票だ」とポイントをついたが、トランプもその言葉を十分に理解しているから本人は大金持ちの割には意外や意外、低額所得者からの支持が高いのである。「ヒラリーはビジネスのことなんか何もわかっていない、私はアフリカ系アメリカ人にも雇用を増やせる」と言うと説得力がある。

英国でEU離脱を訴えた前ロンドン市長のボリス・ジョンソンに注目が集まるが、ボリス・ジョンソンとドナルド・トランプは外見が似ていると言われている。トランプは自身をハンサムだと思っているから内心いい気はしていないだろうが、EU離脱で政治家として勝ちに出たジョンソンに似ていると言われることは現段階ではプラスに働く。選挙では見えない”気”に大いに左右されるものだ。英国の勝ち組がそのままアメリカに影響されることは流れである。

ヒラリー・クリントンはファーストレディー経験者で、国務長官も務めた。また、もし大統領になれば大統領経験者の夫、ビル・クリントンもついてくる。ここまで勝てる条件がそろって負けるはずはない…が 大方の見方だろう。しかし、物事は杓子定規にはいかないのも世の常である。

ビル・クリントンが大統領時代にインターンをしていた不倫相手のモニカ・ルインスキーがマスコミに度々登場する。ヒラリー・クリントンにとってはダメージが大きい。夫の不祥事であっても大統領選にはマイナスでしかない。それだけ衝撃を与えた大統領時代の前代未聞のハレンチ事件であったからだ。

選挙戦の山場はテレビで放送される討論会である。大統領候補者二人が大観衆を前に、またテレビカメラの向こうのアメリカ国民に自分こそが大統領にふさわしいとアピールする。日本人から見ればその討論は恥ずかしいくらいに自己顕示欲が強く、また恥も外聞もなく相手をこき下ろし、子供にはあまり見せたくないようなものだ。大統領候補者の討論会というより実際は”見世物”に近いようなレベルなのである。

エンターテイメント要素が強く、丁度『すべらない話』のようなものと思っていいくらいだ。特に今回は毒舌で人を笑わせられるトランプが”舞台”に立つので人々は期待してしまう。ヒラリーは責められると焦りを若干見せてしまう弱さもあるし、またこの女性はユーモアーに乏しく、だからこそトランプの攻撃を余裕で交わせないのは目に見えている。

アメリカ合衆国の初代の大統領は1ドル札の顔、ジョージ・ワシントンである。言うまでもなく偉大な人物。そこから時代が経過してアメリカは変わった。これが進化しているか退化しているかはわからない。ただ、国民のレベルは落ちていると思う。その国民が大統領を選ぶのだから…. そこが問題だ!

ドナルド・トランプが大統領になるには番狂わせしかないと思っていたが、英国EU離脱ということが実際に起こってしまった事実を考えると、アメリカも大統領選の”番狂わせ”でドナルド・トランプ大統領の誕生はあるのではないかとヨンデいる。

画像:from flickr YAHOO!
https://www.flickr.com/photos/[email protected]/22984725543/sizes/m/

ニューヨークから発信しています

Twitter: aozorakokoro