高級コンデジを除けば、コンデジとスマートフォンのカメラでは、もう既に画質の差はほぼ無いと言えます。しかしその二つのカメラの決定的な差として光学ズームがありました。iPhoneに代表されるスマホカメラのズームはデジタルズームなので、拡大すればするほど画質が劣化してしまいます。しかし、2月にASUSが発売したZenFone Zoomは、HOYA製の極小カメラユニットを水平に搭載することで、スマートフォンの厚みのまま光学3倍ズームを実現しています。
今回はそんなカメラに特化したZenFone Zoomを持って、弘前さくらまつりへと行ってきました。
ZenFone Zoomで撮影
外濠は既に散り始めています。ホワイトバランスが少々おかしいのか、空が白飛びしてしまっていますね。
ZenFone Zoomはズーム機能だけでなく、5cmまでのマクロ撮影にも対応しています。レーザーAFによりフォーカスも素早く、これだけ寄った写真も簡単に撮れました。さすがに背景を綺麗にぼかすのは難しいようですが。
もう少し桜が散り始めると、水面が散った桜の花びらで埋め尽くされ、まるでピンクの絨毯のようになる「花いかだ」が見られます。
暗がりでもローライトモードで明るく撮れます。奥の枝垂桜は有料区域のため無料区域からはこのアングルでしか撮れませんでした。
そんなときは光学ズーム。コンデジなら当たり前でしたが、スマートフォンのカメラでこれができるのは驚きです。
高級そうなお寿司をパシャり。飯テロにも使えます。
まとめ
ZenFone Zoomのカメラ機能、いかがだったでしょうか。ズームだけでなくカメラそのものが非常に高機能で、使っていて楽しいカメラだと思いました。光学ズームは、先ほどの枝垂桜のように遠くの被写体を狙うだけでなく、余計な背景を切り取り被写体を目立たせるのに使うことなどもできます。スマートフォンのカメラであるという性質上、いつでもネットに繋がっているので、ブロガーやSNSユーザーなどにはぴったりなのではないかと思います。