eWEEKによると、Google APIは、ビジネスの情報の容易なアップデートを可能にするという。 2015年12月18日
企業は、新しいGoogle My Business APIを使用して、Google検索、地図、Google+、および、広告に、会社や店舗の位置情報などを設定し、管理できるようになる。
Googleは、企業が、Google My Businessプラットフォームと容易に統合し、自分たちの位置情報を更新できるようにするための、新たなAPIを紹介した。
Google My Business APIは、あらゆる規模の企業向けに、開発者が、Google検索、地図、および、広告に、会社や店舗の位置情報などを設定し、容易に更新し、管理できるようにする。
開発者は、このMy Business APIを使用して、実際の会社の位置情報だけでなく、店舗や商品やサービスの、より詳細な情報（写真、住所、電話番号、メール・アドレス、営業時間など）を、Google検索、地図、広告などに設定できるようになる。
開発者は、My Business APIを使用して、My Businessの企業や店舗の情報を更新することが承認された、管理者のリストに、担当者を追加したり、削除したりすることもできる。
Googleによると、管理者は、My Business APIを使用して、Google My Businessに、位置情報を編集したり、作成したり、位置情報を照合したりできるようになるという。
これを行うために、管理者は、はがきや、スマートフォンを含む、Googleの標準の照合プロセスを利用できるようになる。
My Business APIを使用するために、開発者には、少なくとも、RESTful APIという、APIを使用して、Webサービスを構築する方法に関する、基本的な知識が要求される。
Googleによると、RESTful APIは、具象的な状態を転送できるようにするという。
Googleは、あらゆる規模のローカル・ビジネスが、Google検索、地図、および、Google+プラットフォーム経由で、顧客と接触するための方法として、Google My Businessを売り込んでいる。
ローカル・ビジネスは、Google地図のようなプラットフォーム、YouTube、あるいは、ローカル検索で、自分たちが、地元の消費者から、容易に見つけられるようにするためのツールを、Googleに要求していた。
Googleは、ローカル・ビジネスが、自分たちの製品やサービスを、地元の消費者に見つけて貰うために、Googleのローカル検索を使用したり、ターゲティング広告やコンテキスト広告を出したりできるようにする。
Googleは、視覚的で、顧客の好みや要求に適合した広告で、消費者の購買を促すことにより、ローカル・ビジネスが、さらに、売上を向上できるようにする。
昨年、開催された、Ipsos MediaCTにおいて、Googleは、５人の消費者の内の４人が、自分たちの好みに合った、ローカル・ビジネスの検索広告を見つけていると紹介した。
Googleによると、PCやスマートフォン上での、典型的なGoogle検索で、ローカル・ビジネスの位置、営業時間、方向、および、製品のような詳細を見つけられるようにするという。
Googleによると、10人の消費者の内の6人以上が、自分たちのスマートフォンを使用して、Google検索で見つけた、ローカル・ビジネスに電話するために、検索広告の位置情報や、コール・ボタンを使用しているという。
Googleによると、消費者の50%が、ローカル検索を使用して、近くにある、最も適したローカル・ビジネスを検索しているという。
Googleによると、スマートフォンを使用した、ローカル検索の34%が、デスクトップPC上で行われてた検索と、同じ結果がもたらされたという。
Googleによると、オンライン店舗で、何かを購入するための、グローバル検索の7%が、実際の購入に結び付いていたのに対し、地元の店舗で、何かを購入するための、ローカル検索の18%が、実際の購入に結び付いていたという。
