IDC Worldwide Quarterly Tablet Trackerによると、世界のタブレットの出荷台数は、2015年2Qに、前年同期から、7.0%減少し、4470万台になったという。 2015年7月29日
あまりハードウェアの革新がなく、特定のベンダのポートフォリオが更新されたことで、世界のタブレット市場は、2015年1Qと比較して、世界のタブレットの出荷台数は、3.9%減少した。
2015年1Qに、AppleとSamsungのタブレットの出荷台数は、世界のタブレットの出荷台数の45%を占めた。
2015年1Qに、LG、Huawei、および、E FUNのタブレットの出荷台数の合計は、世界のタブレットの出荷台数の41%を占めた。
2015年1Qに、これらトップ5ベンダのタブレットの出荷台数の合計は、世界のタブレットの出荷台数の86%を占めた。
iPadの製品ラインの出荷台数は、減少を続けたにも関わらず、Appleは、世界のタブレット市場におけるリードを維持し、2015年2Qに、1090万台のタブレットを出荷し、タブレットの出荷台数のシェアが、24.5%を占め、1位を維持した。
Samsungは、2015年2Qに、タブレットの出荷台数が、760万台で、タブレットの出荷台数のシェアが、17.0%を占め、2位を維持した。
Lenovoは、2015年2Qに、タブレットの出荷台数が、250万台で、タブレットの出荷台数のシェアが、5.7%になり、3位を維持した。
LGとHuaweiは、2015年2Qに、タブレットの出荷台数が、それぞれ160万台で、4位タイになり、タブレットの出荷台数のシェアが、それぞれ3.7%と3.6%になった。
2015年2Qにおける、トップ5のベンダ以外での、タブレットの出荷台数は、タブレット市場全体の出荷台数の46%を占めた。
・2015年2Qにおける、世界のタブレット・ベンダのトップ5
(出荷台数の単位:100万台)
2015年2Q 2015年2Q 2014年2Q 2014年2Q
べンダ 出荷台数 シェア 出荷台数 シェア 成長率
Apple 10.9 24.5% 13.3 27.7% -17.9%
Samsung 7.6 17.0% 8.6 18.0% -12.0%
Lenovo 2.5 5.7% 2.4 4.9% 6.8%
Huawei* 1.6 3.7% 0.8 1.7% 103.6%
LG* 1.6 3.6% 0.5 1.0% 246.4%
その他 20.4 45.6% 22.4 46.7% -9.3%
合計 44.7 100.0% 48.0 100.0% -7.0%
ソース:IDC Worldwide Quarterly Tablet Tracker、2015年7月29日
注)タブレットには、スレート・タブレットと2-in-1タブレットが含まれる。
IDCは、世界のタブレット市場において、出荷台数の差が、0.1%未満だと、統計的にタイと宣言している。