マーケッタは、メール、名前といった、個人の基本データを使用している。 2015年7月23日
By eMarketer
マーケッタは、パーソナライゼーションに焦点を合わせており、最近の調査によると、マーケッタは、個人の基本データを、マーケティングに利用している。
2015年4月に、Researchscape for Evergageにより実施された調査において、世界のマーケッタの49%が、2015年に、パーソナライゼーションへの支出が増えることに期待していたが、パーソナライゼーションへの予算を増やす意向のある、マーケッタは、8%であった。
しかし、VB Insightが、2015年6月に実施した調査によると、マーケッタは、パーソナライゼーションの取り組みにおいて、ビギナーの測定基準に頼っているという。
世界のマーケッタが、パーソナライゼーションの目的に使用した、個人のタイプや特定に関連した個人データ 2015年6月
個人データ 使用した割合
メール・アドレス 57%
名前 45%
位置情報 41%
デモグラフィックス 40%
クッキー 34%
IPアドレス 33%
ソーシアルID 30%
仕事の関連 25%
デバイスID 22%
社会的プロフィール 22%
郵便番号や住所 20%
位置に関連したデータ 18%
アカウント情報 18%
電話番号 17%
ライフスタイルの詳細 15%
社会的な影響 15%
ビジネスに特定な情報 15%
家族の情報 13%
サイコグラフィック 8%
その他 3%
特にない 5%
ソース:VB Insight、2015年6月10日
パーソナライゼーションの目的で使用される、個人のタイプや、個人の特定に関連した個人データについて尋ねたときに、マーケッタが、パーソナライゼーションの目的で利用した、主な個人データの割合には、メール・アドレスが57%、名前が45%、位置情報が41%、および、デモグラフィックスが40%であった。
マーケッタが、パーソナライゼーションの目的で利用した、主な個人データの割合において、位置に関連したデータは18%、ライフスタイルの詳細は15%、および、サイコグラフィクスは8%で、より先進的な個人データは、マーケッタには、あまり使用されていなかった。
2015年1Qに、EconsultancyとIBMにより、実施された調査でも、同様の結果が出た。
顧客の行動を理解するために、効果的な、パーソナライゼーションを必要とするときに、北米のマーケッタの71%は、顧客サービスの履歴を、66%はデモグラフィック・プロフィールを、最も使用しがちであると回答した。
マーケッタの50%弱が、オフラインの会話やジオロケーションと共に、過去のオンライン購入に関するデータを使用していると回答した。
VB Insightによると、世界のマーケッタの80%が、個人データを収集することに取り組んでいるという。
マーケッタの96%は、顧客の包括的な見方を構築することに、取り組んでいるという。
Signalが、2015年3月に実施した、調査によると、世界のマーケッタの10人に6人以上は、断片化された個人データやプロフィールを収集することを望んでいるが、顧客経験をパーソナライズできなかったという。
Signalと提携して、Econsultancyが、2015年6月に実施した調査において、北米のマーケッタに、マーケティングの投資に関連するデータの効果について質問に対し、より先進な個人データを収集、統合、および、活用できれば、マーケッタの36%が、極めてポジティブな効果が得られると回答し、マーケッタの47%が、いくらかポジティブな効果が得られると回答した。