12月の食品廃棄の哀しみ、売れ残りクリスマスケーキの行方

  by あおぞら  Tags :  

日本のクリスマスケーキの値段をチェックしてみたらあまりに高くて驚いたんですね。クリスマスケーキという特別なケーキだから割高にしているのかな?などと思ってみたり。

でも、クリスマスの時期はボーナスも支給されているし、財布のひもは緩んでいるので少々割高でもクリスマスケーキは買ってしまうでしょう。お正月のお餅同様、クリスマスにケーキは必需品!

さて、そんなお高いクリスマスケーキは当然売れ残りがありますが『クリスマスケーキ大量廃棄の実態』の記事を目にしました。

記事に寄るとあるリサイクル食品工場に一日400~500kgものケーキが、ケーキ工場や百貨店、スーパーなどから、食べられることなく運ばれてくるそうで、クリスマスの時期にはローストチキンなども含め、廃棄量は普段の倍になるとのことです。

残念ですね….

先ず、北朝鮮や飢餓に苦しむアフリカには食品リサイクル工場というものはないでしょう。食品リサイクルとはなんだか耳障りのよい言葉ですが、実態はブタの餌への転用がリサイクルになるようですね。

人間でクリスマス時期にクリスマスケーキを口に出来ない人たちも実際多かったことでしょう。綺麗にデコレーションされたクリスマスケーキは売れ残ると人間に食べられることなくブタの餌ですか….残念。

記事にはこうもあります『捨ててでも売り上げを伸ばしたい企業と、そのコストを知らずに負担をさせられる消費者

企業が儲け主義に走り売れ残っても損はしない、食品リサイクル業者もこの時期業績が上がるという恐怖のからくり。

食品廃棄はあまりにも哀しく、せつない過ぎる、クリスマスなのに愛がなさすぎる。

画像: from flickr YAHOO!
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ニューヨークから発信しています