Tokyo健康ウォークで大腸がんについて学ぶ

  by アモーレ桂  Tags :  

日本人の死因のトップはがんだが、大腸がんについて皆さんはどのくらい認識をお持ちだろうか。実は、知らずに放置すると大変恐ろしい病気なのだが。

 そんな大腸がんについて学びながら、江戸の町を楽しくウォーキングしようという企画が11月23日(祝)に開催された。
 東京都の保健福祉局などが主催しているこの企画、今年で三回目となる。初年度は皇居から佃島などをめぐり、二年目は吾妻橋からスカイツリーや両国へというコース。今年は東京ドームからスタートし、東大~根津~谷中~上野~湯島と回るコースであった。コースは11kmと7kmの二つあり、途中にあるポイントで大腸がんについて学べるというもの。また、参加者は無料で大腸がん検査も受けられる。
 小生は、毎回参加しているが、今年のコースは見どころも多く、また歩きやすいコースであり、個人としてまた歩いてもいいかなというコースであった。

 毎回ゲストとして、いろいろな有名人が参加しており、初年度は陣内貴美子、昨年はアニマル浜口親子だった。そして今年は元巨人の投手の宮本和知氏が来ていた。大変たくさんの参加者がおり、スタート時点ではかなりの混雑となるが、あくまでマイペースのウォーキングであり、自然とバラけていく。天候にも恵まれ、途中不忍池のほとりで撮った写真を紹介させていただいた。

 ときに大腸がんについても紹介しておこう。大腸がんは、食生活の変化などもあり、この30年間で罹患者は6倍に増えているそうだ。恐ろしいのは早期の場合、自覚症状がほとんどなく、結果として女性においてはがんによる死因の1位だという事実だ。とはいえ、早期の発見なら、90%は完治というがんでもあり、そのため年一回は検査を受けましょうというのを東京都保健福祉局で推奨しているという。検査といっても、いわゆる便潜血検査であり、簡単に済むので、首都圏にお住まいの方なら、このウォーキングを毎年の恒例行事にしてしまうのもありかと。

 今年はちょうど終わったところだが、毎年秋口にはホームページも公開されているので、一度思い出した頃に検索されてはいかがでしょうか。秋の一日、ウォーキングと大腸がん検査で、健康を意識する習慣、お勧めですよ。

Tokyo健康ウォークのホームページはこちら。
http://www.tokyo-kenkowalk.jp/

落語に精通し、自らも高座に上がることもあります。一方で、歴史・地理を中心にしたマニアであり、全国すべての県に最低二泊以上しております。お酒も好きですし、海外旅行を含め旅行が趣味。サッカー、日本秘湯を守る会のファンでもあります。またスマホ二台持ちをはじめとした新しモノ好きで、ブログは5年以上毎日欠かさず更新しています。

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