薄着の季節に入る前に痩せた~い人たちが、いかに痩せるかを考え、実行し、その割に結果がでなくてストレスで体重が増えてしまうこともあるんですねぇ
… これは残念ですね。『運動して痩せる!』とは思っていても、運動して痩せるほどカロリー消費は高くないのが現状です。自転車漕ぎの運動を30分してカロリー消費が160カロリーでした。
アスリート並の運動量なら、体を動かした後、好きなものをバンバン食べても平気でしょうが、一般の人の運動量はいくら毎日ジムで運動していても知れていますので「運動しているから大丈夫!」と食を抑えないでいると、確実に体重は増えます。食べた分を少しでも運動エネルギーで消費しようと頑張ってみても、それはなかなか続かないものなのです。
結局、摂取カロリーを少なくすることが一番痩せる近道で、しかし、近道と言えども結果は遠回りで出てくるのが悩ましいのであります。
炭水化物を避けるや、糖分を控える、油抜きをする… まぁ、いろいろありますし、また痩せたい人の体型や体質やそれぞれに合った減量タイプがあるので、一概にどれが良いとは言えません。ただ、野菜を摂ることはとても重要なことで、なんせ体に良いのですから肌にも髪にも、それから精神的にも張りが出てきます。
サラダってなんか響きもいいし、ダイエットに一生懸命頑張っている気がしますよね。しかし91歳でお亡くなりになった栄養学の権威、川島四郎先生の本の中で「サラダを煮てみると分量の少なさがわかる」とサラダ大好き女性たちに警鐘を鳴らしたことがありました。例えばほうれん草のおひたしなどは、相当量のほうれん草を茹でてしぼって、しぼって仕上がりますが、麺つゆをかけて食すと一気に食べられてそれでお腹いっぱいにはなかなかならないのが現実。それを考えるとボウルや大皿に一杯盛り付けられたサラダの量なんて見た目だけで中身は実際は知れているんです。
じゃ、どうやって野菜を摂取するか?
もうこれはスープこそが最強なんです。夏野菜の季節になると新鮮な野菜がお手頃価格で入手できます。それをザクザク切って大鍋に水を張ってダイナミックに投入です。柔らかくなったら固形スープを入れ、おろしがねでニンニクをすりおろします。おろしがねについたにんにくはお鍋のスープをお玉にとり、おろしがねにかけて取りこぼすことなくスープにとりこみます。塩コショウで味を調え、器に具だくさんの野菜の煮物風スープを盛り付けたら、乾燥バジルをふりかけたり、少量なら粉チーズをかけて味に変化をもたせます。
温かい食べ物の方が新陳代謝が活発で脂肪を燃焼しやすいのでサラダより断然いいのは確実です。
最強野菜スープで、イラナイ贅肉スッキリして、この夏を迎えましょう!