高級炊飯器の登場続出にとどめを刺すには….. 鍋で炊く基本に戻ること

  by あおぞら  Tags :  

高級炊飯器が売れ筋と言うじゃないですか。大型連休で中国から日本に観光にいらした人々はさぞかし大量の高級品を中国に持ち帰り、日本の炊飯器は異国で活躍するのでしょう、ちょっとドラマティック!

炊飯器なんてどれでも同じと思っていた時代もあったでしょうし、その頃は象印やタイガーの専門職の強いメーカーのものが主流だったでしょうが、大手家電がなんでも参入するものだから、その道で生きている企業にとっては戦々恐々です。炊飯器のごはんのハナシですが、企業としては弱肉強食の世界ですねぇ、怖いですねぇ。

炊飯器が高級化していて、パナソニックの『Wおどり炊き』などは10万円近い価格で『ご冗談?』と言いたくなるほど。しかし、日本はむやみやたらに値段を吹っ掛けるようなことはいたしません。その対価に見合ったまさに高級炊飯器が存在し、その価値を認めた消費者が万札を複数枚出して商品をゲットして家庭におさまっていくのです。

ただ、日夜ごはんの炊き方、味わいを研究している家電社員の方には申し訳ないのですが、ごはんって炊飯器で炊かなくても鍋で十分美味しく炊けるのであります。高級炊飯器は選択機能がありすぎて、機械に詳しくないお年寄りにはかえって面倒なのではないでしょうか。だから、買える財力があったとしても、使いこなしが面倒であっては意味がありません。

ごはん炊き名人が大阪にいらして、名人は高級炊飯器は当然使いません。鍋と火でごはんを炊くという極めてシンプルなもので美味しいごはんが炊けるのです。家庭でも鍋と火は必ずあるので、これをシンプルに使えば名人にまではなれないですが、家庭内での名人級にはなれます。

土鍋やル・クルーゼのような重厚な鍋類は確実に美味しいごはんが炊けますし、アルマイトの簡易な鍋ですら十分に美味しいごはんが炊けます。本来これが飯炊きの姿であると思うので、どうも炊飯器を高級化して技術革新をしているのもわかるのですが、価格の上昇の歯止めがきかないのがちょっと歯がゆいのです。

人間は頼りすぎてはいけません。例えばごはん好きの人などは海外旅行に出かける際、もしくは海外出張にでも小型の炊飯器を持参する人がいるそうですが、ホテル滞在では火を使えないので電気炊飯器をホテルも許容するかもしれませんが、電気炊飯器を海外まで持参することなく、もし長期出張者が滞在するアパートメントホテルの場合は、鍋さえありごはんが炊けることが出来れば大袈裟に炊飯器など必要ないのです。

炊飯器っていくらスタイリッシュなデザインをしても”炊飯器”って姿を強調するし、意外に場所もとり炊飯器自体の置場は必ず必要です。鍋ならしまえば目障りではありませんが、”常駐”の炊飯器って結構生活感を出してしまうのです。

鍋でごはんを炊く場合、お米に対して120%の水が適量で初心者は無洗米を使えば水加減が簡単です。鍋に蓋をしないで強火で炊いて沸騰したら火を弱くして蓋をして20分程炊きます。5分程蒸らせばそれで出来上がり!素人でも名人クラスの仕上がりになります。

技術を買うより、技術は習得した方が自分の特技になります。鍋でごはんが炊ければアウトドアーの飯盒炊飯もお手の物。技術を身に着けたほうが、高級炊飯器を買って自慢するよりクールでカッコいい!しかも、ごはんの炊きあがりは高級炊飯器より熱がこもったホットな仕上がりを期待できます。

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