もうすぐ4月。進学や就職など、新しい環境になる方も多いでしょう。出会いの多いこの時期、相手とすぐ仲良くなる方法があれば、知りたいと思いませんか?
NLP(Neuro-Linguistic Programming、神経言語プログラミング)というコミュニケーション術を分かりやすく紹介した本『今日から使えるNLP』によると、相手と仲良くなるためのキーワードは「共通点」。
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1. 共通点を「探す」
相手との共通点が見つかると、一気に距離が縮まり、会話が盛り上がります。
A「私は名古屋出身です」
B「え、私もですよ!赤味噌が恋しいです(笑)」
A「あぁ、私も東京に出てきてから口にしてないなぁ、恋しい!」
A「あ、赤い服ですね。俺も。」
B「ほんとだ、かぶってますね(笑)」
A「赤好きなんですか?俺大好きなんで」
B「えー、私も赤好きです〜」
A「そろそろ桜の季節ですね〜」
B「そうですね、花見するんですか?」
A「はい、写真撮るのが好きなんで」
B「いいですね。俺も好きですよ。最近は梅を撮ってきました!」
A「いいですね、見せてくださいよ!」
会話の中で、相手との共通点を探しましょう。ときには相手に合わせるくらいでもOK。質問攻めになると嫌がられるので、自分のことも話すと良いですね。
2. 共通点を「つくる」
共通点を探しても見つからない場合は、共通点を作ればOK。相手の動作をさりげなく真似すると、相手は無意識に「似た人間だ」と感じ、居心地がよくなります。これを「ペーシング」といいます。
たとえば、相手が飲み物を飲むタイミングで同じように飲む。相手が腕組みをしたら、自分もしてみる。
慣れてきたら、相手の呼吸に自分の呼吸を合わせてみたり、相手の口癖を真似してみるのも良いですね。あくまで自然にしているうちに、相手と波長が合ってきて、仲良くなれますよ。
大事なことなのでもう一度言いますが、キーワードは「共通点」です。ちょっと意識するだけで、相手との関係がグッと良くなりますよ。