撮影ボックスは、絶対に必要なグッズではないかもしれません……。しかし、あれば表現の幅が広がります。実際に使ってみました。
あれば便利で値段もそこそこ
100円ショップで布を購入し撮影用の背景布を自作しようとしましたが、挫折。撮影用の背景布がないまま、長い間、ブツ撮りをしてきました。
撮影用のボックスは、なくてもなんとかなりますが、あった方が便利なことは想像がつきます。「LS deco 撮影ボックス60」の購入を決心しました。
LS deco 撮影ボックス60:購入時の値段
Amazonでの価格は4280円で送料は無料でした(2015年2月26日注文当時)。
仕様
サイズ:組立時内寸 幅約60cm×高さ 約60cm×奥行き 約60cm
収納時サイズ:約64cm×約62cm×厚み約2cm
重量:約1.8kg
Amazonから届いたでっかい段ボール
「LS deco 撮影ボックス40」(幅 約40cm×高さ 約40cm×奥行き 約40cm)というものもありましたが、“大は小を兼ねる”と思い「LS deco 撮影ボックス60」を注文しました。
届いた段ボールがあまりに大きかったので、部屋のなかにしばらく放置していました。開封にも気力がいるものです……。
集中力をもって開封、中身は思いのほかシンプルでした。比較のために、エアコンのリモコンを置きました。
同梱品のバックと背景布が巻かれたロール。比較のために、中原中也の文庫本なども並べてみました。汚れちまった悲しみに……。
組み立てはカンタン
撮影ボックスの組み立ては、とてもカンタン。バックを広げると、そのままボックスになりました。
最初に戸惑ったのは、どっちが上で、どっちが下?
使い方は、同梱されていたペラ一枚の説明書を見れば問題解決できるでしょう。
レタッチで完成
撮影ボックスを実際に使ってみました。モデルは、くま子さんです。
色調補正前。若干青みがかかっています。
Photoshopでの補正後。やろうと思えば、背後のシワも消せます。
最近では、Pixelmatorのような、安価で優れたアプリも愛されています。レタッチソフトと併せて利用することで、撮影ボックスはさらに力を発揮することでしょう。
ネットショップの運営、ブロガー、ウェブライター、フォトグラファー……。表現する人々の需要を予感させる撮影グッズでした。