博多名物 辛子明太子を自作してみた

  by 松沢直樹  Tags :  

福岡出身ということもあって、辛子明太子大好きです。スタッフや東京の友人も好きな人が多いみたいですね。

この時期は、辛子明太子の材料になるスケソウダラの卵が旬を迎えます。そんなわけで大量に自作してみました。

■辛子明太子の材料(およそ一ヶ月分)

助子(スケソウダラの卵) 1キログラム
※生のスケソウダラの卵はネット通販などで手に入りますが、なければただの「たらこ」を使ってもいいです。

韓国産唐辛子の粉 100グラム
塩        300グラム
出汁用の昆布   30センチ
日本酒      4合(約720CC)

■つくりかた

助子(スケソウダラの卵)は、塩水で洗ってよく汚れを落とします。(たらこを使う場合はこの作業は不要です。)
良く洗ったら、日本酒に塩を溶かしたものに半日浸しておきます。

生のスケソウダラの卵を浸しておいた日本酒を鍋に移し、弱火で沸騰させます。

昆布を加えて……

韓国産唐辛子の粉を混ぜます。

よく冷ましたあと、塩を溶かした日本酒に浸していたスケソウダラの卵に加えて、漬け込みます。

ラップをかけて、1週間漬け込みます。ちょうど一週間過ぎると、熟成して辛子明太子になります。

できあがった辛子明太子は、ラップでくるんで冷凍しておくと、だいたい半年くらいは楽しめます。

あたたかいごはんに乗せてたべるもよし。パスタにあえて、辛子明太子スパにするもよし。ピザに散らしてもよし。
使い道が多いですし、おつまみにも使えますからとても便利ですよね。

出来合のものを買うと、1キロなら下手すると2万円くらいしますが、自分で作れば2000円くらいでできます。
生のスケソウダラの卵は、今が旬の時期。ネット通販や、大きな鮮魚店で手に入りますから、試してみてくださいね。

松沢直樹

福岡県北九州市出身。主な取材フィールドは、フード、医療、社会保障など。近著に「食費革命」「うちの職場は隠れブラックかも」(三五館)」近年は児童文学作品も上梓。連合ユニオン東京・委託労働者ユニオン執行副委員長