海外の画像掲示板に、スイスのアップルストアの店内で撮影したという1枚の衝撃的な写真が投稿されていました。
日本とそう変わらないデザインの、落ち着いた雰囲気の店内。しかしよく見ると、いや、パッと見ておかしいと気付くけど、ノートパソコンに触っている男の背中に何やら物騒なモノが! これは間違いなくアサルトライフル! こんなもの銃大国アメリカでも今日日持ち歩けませんよ。ラフな恰好をしていて軍人ではなさそうだし、すわ強盗か!? でも周囲の店員もお客さんもまったく気に留める様子はないし……。これは一体どういうことなの?
画像を見た人たちの反応
・SIG550だな。美しい
・アメリカだったら、周りの人が怖がるからケースに入れろって言われる
・テキサスでは銃を剥き出しで持ち運ぶのは違法だ
・テキサスでは銃を持ったらカウボーイハットをかぶらなきゃいけないんだぜ
・銃に関してテキサスよりも自由ってすごいな
・100人あたり101丁の銃があるアメリカのほうがクレイジーだと思う
・100人あたりの銃器の数は1位アメリカ、3位スイスだそうだ
・一方イスラエルのジューススタンドでは・でも法律がどうであれ、剥き出しの銃を持って店に入ってくる人を見たらどうよ?
・アトランタ南部住みだけど、別に怖くない。むしろ安全なんだなと感じる
・銃社会ほど犯罪率が低いもう1つの例
・シカゴは最高レベルの銃規制の割に、銃による死者も多いんだよな
・年に一度の訓練帰りじゃないかな。俺も経験者だ
・スイス陸軍にいたことがあるけど、非番時に自宅に持ち帰るからライフルを持っている人を見かけるのはごく普通。でも剥き出しはダメ。軍警察に見つかったら罰金モノ
・スイスが中立を保っていられる理由だな。訓練を受けて武装した人で要塞化してる
こ、これはスイスの国民小銃『SG550』じゃないですかっ!
厳寒のスイスアルプスでも問題なく作動する信頼性・堅牢性を備え、ノーマル状態の命中精度は世界最高。出荷前のテストで300メートル先の直径10cmの的に全弾命中しなければ出荷できない、なんて紹介記事を某ミリタリー専門誌で読んだ記憶があります。徴兵期間を修了した国民全員に支給されるアサルトライフルで、以前はそれこそ「一家に一丁」あったと言われていますが、この銃を使った事件や自殺が相次いだために、今は地域の郵便局や公民館のようなところでまとめて保管されているそうです。
ところで、“自称スイス人”の投稿によると、このように軍服を着ていない状態で剥き出しのライフルを携帯するのは違法らしいのですが、店内の他のお客さんは特に気にしている様子もないし、実際のところは少々“お行儀が悪い”程度の認識なのかも? 国民皆兵の徴兵制度を採用し、国民1人ひとりの国防意識が高いからこそ、このような光景も許されるのかもしれません。
画像とソース:『imgur.com』より引用
https://imgur.com/gallery/mo0tQbL [リンク]