熱戦が続いている夏の全国高校野球予選。今年は波乱が起こっている。なんと優勝経験のある有力校・名門校が次々に敗退しているのだ。2013年春優勝校の埼玉・浦和学院、2012年明治神宮大会・国民体育大会優勝校の宮城・仙台育英等の有力校が既に敗退。昨年の出場校も敗退する学校が出てきた。2ちゃんねるやツイッターでは「今年の高校野球はどうなるんだ」という声が上がっている。既に敗退が決まった有力高校は以下のとおり。
宮城では2強の仙台育英・東北が敗退。埼玉では浦和学院が敗退。
【秋田県】秋田商(2012,2013二年連続出場)
【宮城県】仙台育英(2012年、国体優勝・神宮優勝)・東北(2003年夏準優勝)
【埼玉県】花咲徳栄 浦和学院(2013年春優勝) 聖望学園(2008年春準優勝)
【千葉県】銚子商(77年夏優勝、95年春準優勝)
【京都府】京都外大西(2005年夏準優勝)
【香川県】丸亀(昨年出場)
【宮崎県】延岡学園(2013年準優勝)
【沖縄県】沖縄水産(1988年国体優勝)
この内、ここのところの代表校が仙台育英・東北で固まっていた宮城県は、12年ぶりに4強全てが公立校ということになった。塩釜、佐沼、利府、気仙沼の4高校で、この内夏の大会に出場したことがあるのは気仙沼高校のみである。新聞各紙も「珍事」(日刊スポーツ)、「塩釜は34年ぶり、佐沼は25年ぶり、利府は2年ぶり、気仙沼は27年ぶりの準決勝進出。4強を公立勢が占めるのは12年ぶりで、仙台市内の学校が残れなかったのは史上初。」(河北新報)と大きく報じている。
今年の甲子園は大波乱になりそうだ。
(画像はウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%AA%E7%A5%9E%E7%94%B2%E5%AD%90%E5%9C%92%E7%90%83%E5%A0%B4#mediaviewer/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hanshin_Koshien_Stadium.JPG より)