24日、政府公認の『輝く女性応援会議』オフィシャルブログ『SHINE!』がオープンした。内閣府男女共同参画局が施策の一環として開設したもので、今後は各界で輝くさまざまな執筆者からのメッセージを掲載していくという。
SHINE!
~すべての女性が、輝く日本へ~
『輝く女性応援会議』オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/kagayaku-josei-blog/
さて、スタートに当たって安倍晋三首相が自ら応援メッセージを寄せるなど、安倍政権の肝いりで始まったこのブログだが、ブログタイトルの「SHINE!」がネット民の間で大不評を買っているようだ。
「SHINE!」はもちろんそのまま「輝け!」という意味のはずだが、コアなネット民の間ではもともと、隠語もしくはダブル・ミーニングとして「死ね」を「SHINE」と綴る文化があったため、「“死ね!”としか読めない」「英語混ぜときゃカッコいいという風潮」「炎上マーケティングか」などと、ネーミングセンスを疑う声が大勢を占めている。
支持されない理由はもう1つある。都議会で自民都議が女性議員に対して性差別的なヤジを飛ばした問題だ。醜態を晒したこの都議を自民党は「発言者の特定は困難」と、一時はかばうような姿勢を見せた。このタイミングで女性に「輝け!」と言われても、空々しいというものだ。
女性の生き方や権利を巡る自民党および安倍政権の一連のチグハグな対応のせいもあって、このところネット民の政党支持率の潮目が変わってきたように実感するのだが、さて、次の世論調査結果はどう出るだろう。
画像:『輝く女性応援会議』オフィシャルブログより引用