先日お伝えしたユニクロTシャツ作成アプリ『UTme!』の利用規約問題(※)。「投稿データはすべてユニクロに無償で譲渡する」という表現が、ネット上で創作活動をする人たちから総スカンを喰らい、“炎上”状態になっていた。
※ユニクロのオリジナルTシャツを注文できるアプリに隠された罠――「お前のものは俺のもの」
http://getnews.jp/archives/579784 [リンク]
一方、著作権ゴロにならんとするかのようなユニクロの姿勢に対し、ユーモアで応えようとする人たちも現れた。ユニクロがそこまで権利を欲しがるならば、「“拾った図柄”の著作権をユニクロ様に献上して差し上げよう」と提唱したのだ。
例えば、「強力な版権会社が権利を持っている図柄を投稿したらどうなるのか?」「フリー素材を投稿したらどうなるのか?」というものだ。確かに、2次創作ネタを絡ませて話をややこしくしたらどうなるのか、ちょっと興味のあるところではある。『Twitter』では、「#ユニクロも著作権主張したくなくなるTシャツ大喜利」というハッシュタグが作られ、いろんな意味でギリギリな感じの画像をアップする人たちが相次いでいる。
『ITmedia』の報道によると、ユニクロは「ユーザーの声を受けて近く規約を『著作権はユーザーのもの』という内容に改変する」そうだが、かなり大事になってしまったこの騒動を鎮めることができるのだろうか。