位置情報ゲーム『モンハンNow』では毎シーズンごとに新たなモンスターが実装。
流行りの装備や狩猟環境が目まぐるしく変化していくだけでなく、最近では各武器種に新しいアクションを加える「スタイル選択」やスコアアタック感覚で挑める「拠点要撃戦」など遊びの幅がどんどん広がっている。
そんななか今シーズンではサービス開始時から注目を集めてきた武器種「操虫棍」が仲間入り。
本家の複雑な操作感を『モンハンNow』ライクに整えた完成度が大きな話題になった。
裏話を聞いてみよう
本記事では『モンハンNow』公式Discordコミュティにあるチャンネルの1つ「開発レポート」に掲載された操虫棍に関する制作秘話をもう少しだけ深堀り。
制作陣のこだわりと公式Discordの魅力をみなさんにお届けするぞ。
はじめに:公式Discordコミュについて
今回お届けする開発陣インタビューのきっかけは公式が運営する『モンハンNow』のDiscordコミュティから始まっている。
当コミュニティでは全国のハンターたちがイベントの成果やアップデートに関する手応え。オフライン交流会の呼びかけや自慢のマイセットなど、日々さまざまな話題がかわされているのが大きな特徴だ。
そんな公式Discordコミュティには「開発レポート」というチャンネルがあり、その第1弾として掲載されているのが今回の主役「操虫棍」というわけだ。
当記事ではその開発レポートをベースに、もう少し掘り下げるカタチで6つの質問を実施したもの。
まずはぜひ、前提となる公式コミュティの開発レポートをチェックしていただき、そのうえで下記の拡張版に進んでほしい。
操虫棍:開発レポート拡張版
Q1.「使いこなせるとより楽しい」武器種であるという話の中で、そのバランスに関して議論から設計、実装や調整など、全武器種の中でも特に多くの時間がかかったとうことでした。そこでぜひ、「じつはこんな操虫棍も考えていた」的な開発秘話を伺いたいです。
A.操虫棍は『モンスターハンター4』から登場した武器種ですが、登場させるにあたって、どんな遊び方にしたら『モンスターハンターNow』でこの武器種を生かせるか検証を重ねました。
今でこそ「スタミナを溜めて、印当て/印弾で猟虫を攻撃させる」のサイクルとなっていますが、初期段階では空中攻撃を当てて印をつける→地上攻撃を行って自身を強化、のようなサイクルを検討していました。
空中攻撃、地上攻撃、どちらも駆使して初めて100%の力を発揮できるような仕様です。ですが空中攻撃だけしたい、地上攻撃だけしたい、とモンスターに合わせて向き不向きが存在することを検証で感じたため、猟虫の種類を分け操虫棍ごとに遊び方を選べる今の形へと進化していきました。
Q2.「グループハントでは、他のハンターの武器種に合わせて立ち回りを変えることで、さまざまな場面で活躍が期待できます。」というお話しがありました。例えばどんなシチュエーションが考えられるのか教えてください。
A.メンバーに遠距離武器が少なければ翼等を狙える“粉塵型”や“飛翔型”。
近距離武器が少なければ腕や頭などを狙える“共闘型”、と立ち回りのバリエーションが多いことを生かした遊び方を操虫棍はできるため、よりこだわりを持ってグループハントに挑むことができます。
また猟虫も“打撃属性”と“斬撃属性”が分かれているので、頭や尻尾など攻撃に加勢しやすいことも魅力の一つですね!
Q3.猟虫が操虫棍ごとに固定になった経緯を教えてください。
A.猟虫の固定は企画の初期段階から想定していました。
『モンハンNow』では他シリーズを遊んだことがない人でも、シンプルかつ遊びやすい環境を常に目指しています。
そのため猟虫と操虫棍を自由に選び遊ぶのではなく、決められた魅力をいかに最大限発揮できるかの遊びにすることで、武器の選び方や遊び方の指標をわかりやすくしています。また他シリーズ同様の自由度を表現するため、“猟虫ボーナス”を追加し、同じ遊び方の中でもさらにこだわれるポイントを作ることで、自分ならではの立ち回りを見出せるようになっています。
Q4.空を自由に飛べる操虫棍では見える世界がかなり異なります。視点の動きや対するモンスターとの距離感など注意された点はありますか?
A.『モンハンNow』では3回の制限がありますが、飛び直しなど空中に留まれる時間が長いことも魅力の一つです。その魅力を支えている点として、『モンハンNow』がこだわり続けた“縦画面での狩猟”との相性が良い点があげられます。
縦画面での“高さが測りやすい”利点を操虫棍は活かすことができると感じました。
例えば、リオレイアの尻尾回転攻撃なども、“これぐらい高く飛べば回避できそうだ”と直感的に理解できることが、『モンハンNow』での空中に飛ぶ楽しさに繋がっていると感じています。
また高く飛ぶほど、見下ろし視点となりモンスターの全容を捉えることもできるため、体の大きなモンスター相手でも臆することなく立ち向かうことができます。
Q5.実際に操虫棍で跳躍を行っているとき、モンスターとの距離が近すぎて状況を把握しにくいことがあります。ピンチイン・ピンチアウト操作で引いてはいるのですが……今後さらに画面を引けるようになりませんか?
A.モンスターと対峙していると、すごく近い時がありますよね……。
現在の想定としては、これ以上ピンチアウトできるよう調整する予定はないです。
Q4でも述べた通り、高く飛ぶほどモンスターの全容が見やすくなる利点もあるため、状況把握のしやすさも操虫棍のテクニックの一つとして楽しんでいただければと思います。
Q6.最後に、少し気が早いですが全ハンターの注目は操虫棍のスタイル選択だと思います。どんなものが加わるのか、何かヒントや実装時期の目処などを教えていただけないでしょうか?
A.ありがたいことにリリース以降、ハンターのみなさんからさまざまな期待の声をいただいています。鋭意開発中のためまだ詳細をお伝えできないのですが、今後のアップデートを楽しみにお待ちください。
複雑だけど身につければ爽快な体験できるのがモンハンシリーズの醍醐味。
そんな魅力をどう集約、再現していくのかが『モンハンNow』をプレイするハンターにとっての関心事であり、とくに操虫棍に関してはリリース当初から実装は困難だろうと認識していた。
実際、2023年9月のリリースから約2年半もの時間がかかっている。
操虫棍歴13年の筆者にとっては不安が大きく、過度な期待はしないよう内心覚悟を決めていたのだが結果はご覧の通り、見事な調整と新解釈によってシリーズファンも納得の火力と爽快感を味わえる武器になった。
そんなわけで『モンハンNow』も今年の9月で3周年。
2024年10月に東京都渋谷区で開催された大型リアルイベント規模の企画がやってこないかと期待が膨らむ。
そうした情報を追いかけるのはもちろん、全国から集まった腕利きハンターたちのトレンドを知るきっかけにもなるので、気になるハンターは公式Discordコミュティへの参加をおすすめ。
そして各種イベント情報からリリース前の取材リポートなど、さまざまな話題を発信している当サイトもよろしくお願いします!!
P.N.深津庵
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