皆さんは「酒そば」をご存じでしょうか。
日本酒をそばにかけて食べるという、日本の食文化です。
蕎麦と一緒に日本酒を飲む方は多いと思いますが、日本酒をかけて食べても美味しいのです。
老舗の蕎麦屋では、ごく稀に、酒そばが用意されていることがあります。
たとえば、蕎麦の名店「直利庵」(岩手県盛岡市中ノ橋通1-12-13)では、酒そばが食べられます。
直利庵の店内に入ると石油ストーブがお出迎え。
余談ですが……。
筆者は「石油ストーブがある飲食店にハズレ無し」と思っているのですが、皆さんどう思いますか?
店内に入ると、昔ながらの蕎麦のほかに、ユニークな蕎麦も食べられるようです。
バリエーションが豊かなので、家族連れで訪れても使い勝手がよさそうです。
もちろん、森岡名物のわんこそばもあります。
季節限定の蕎麦もあるようです。
このときは牡蠣蕎麦がありました。
これは食べたい。
老舗の蕎麦屋の牡蠣蕎麦、むちゃくちゃ美味しいに決まっている。
……しかし、今日は避け蕎麦が食べたいからあきらめました。
お土産用の乾麺の蕎麦も売られていましたよ。
ここでそばを食べて、その美味しさに感動したら、買って帰ってもよいかもしれないですね。
しかも、そんなに高額じゃあないので嬉しい。
着席してメニューをチェック。
いろいろと美味しそうな蕎麦がたくさんありました。
そして、ありました、酒そば!
もちろん酒そばをオーダーです。
鮭そば、目の前にやってきました。
なんと、蕎麦が二段重ねという贅沢なものでした。
そばつゆ、薬味4種、なめこおろし、そして日本酒がセットになっています。
蕎麦を見てみると、かなり細い蕎麦であることがわかります。
そして白寄りのカラー。
とても美しいです。
そのまま食べてもおいしそうです。
さっそく、とっくりに入った日本酒をそばにぶっかけます。
日本酒、エッセンス程度の量かと思いきや、けっこうしっかり大量です。
そのまま飲んだら、ほろ酔いになりそうなレベルで多めです。
たっぷりと日本酒をかけた蕎麦をめんつゆに浸して食べます。
……ウホッ♪ うまい、うますぎる!
ほのかに薫る日本酒の芳醇さ、そして繊細な日本酒特有のキレのある苦味、素晴らしすぎます。
もう一度言います。
うまい、うますぎる!
そばを食べきっても、まだ、酒そばの魅力は続きます。
なんと、そばに欠けた日本酒は器の最下部の盃(?)に滴り落ち、日本酒として飲むことができるのです。
そう、一滴たりとも日本酒を無駄にせず、徹底的に味わうことができるのです。
さっそく、日本酒を飲みます。
うまい、うますぎる!
しっかり日本酒です。
きっと、そばにマッチする日本酒なのでしょう。
蕎麦にかけてもくどくありませんし、むしろ絶品。
そして最後にゴクゴク飲んでも美味。
かなりのご褒美です。
甘すぎず、尖りすぎず、極めてサラッとしたライトな飲み心地の日本酒が合うと思いました。
直利庵の日本酒は、まさにそれでした。
酒そば、本当に美味しいので、皆さんもぜひ食べてほしい。
日本酒の質、蕎麦の質、その組み合わせは無限大かもしれない。
ごちそうさまでした。
<お店の情報>
店名: 直利庵
住所: 岩手県盛岡市中ノ橋通1-12-13

